ヴィローのイベストはまだ読んでないけど、本編のイーストエンドの曙、ものすごい面白かった!
もうリバース1999のシナリオで面白かった!って言ってない事の方が少なすぎて「ソシャゲのストーリーがそんなおもろいわけないだろ~。どれも似たような空気シナリオじゃん。お前このゲームごひいきにしすぎでしょ」ってリバース1999未プレイの人からすれば思ってることだろう。
でもマジで面白いんだよなー。
今回のイーストエンドの曙(あけぼの、でいいんんだよな)はすごいジブリみたいな世界観で読み終わった後もジブリ1作品見た後みたいな読後感ならぬ視聴後感。
最初パタパタペーパーちゃんが可愛すぎる!なんなん天使なん、みたいな超がつくほど気持ち悪いことを感じながら読み進めていくと、意外や意外、ヴィローの方がかわいいっていう、かわいいの2層構造。
バファリンもびっくりだろうし、赤ちゃん用おしめもさらにびっくりしたことだろう。
吸水ペーパーの下にさらに吸水ペーパー!?え、リブもリブの外にさらにリブが!?それもうおしめ2枚贅沢履きしてるのとなんも変わんないじゃん!
あの”かわいい”が2層構造?業界初じゃね?とざわつきまくっただろう。
たっぷりの牛肉の上に豚肉敷きつめたものをこの世界では豚丼と呼んでるみたいな。そういうすごさ。
一番よかったのがやっぱりラスト。いや今回のイーストエンドの曙は、もう序盤のトゥースフェアリーの謎に醸し出される保護者感、そしてフォッグのマジメ系仕事できないやつ感、それからパタパタの可愛さとヴィローのジメジメ感。どれをとっても素晴らしかった。キャラをすごい丁寧に描いてるのが印象的(ライヤシュキのシナリオライターさんなのかな。なんか似てる)。
…んだけれどやっぱりラスト。
トゥースフェアリーがレディZに今回の出張の報告をするシーン。
煤の獣に儀式が効果あったのは偶然。って言うシーン。
あれがマジでよかった。
偶然っていうと確かに偶然なんだろうけど、ヴィローやその師匠であるカラスからすれば、必然だったんだろうな、っていうのがよかった。
神々に見てもらう舞、それに人生すべてをささげたヴィローだからこそ起こせた必然ってのがいい。
ほかのやつがやったところでそれは神々は認めないよ、って事なんだろう。
んでそういうそれはもう深ーい感慨にふけってる中、最後までやっぱりかわいいパタパタペーパーがまた登場し、自信を取り戻したヴィローも出てきて、そのライバルもスポーツものに似つかわしくさわやかに出てきて…。
そうして大団円で締めくくられる本物語。
最高に後味がいい。
リバース1999のシナリオの中で一番後味さわやか。こんなんまさしくレモン風味の2層構造バファリンやん。んなもん現実世界に無いんだけれども、それだけすごいものを見た!って解釈してくれればいい。
おまけ
あとはまー、トゥースフェアリー。
今回すごいいい進行役を務めてて、なんならもうリバース1999の外伝は賑やか系はぜんぶマチルダ、こういうちゃんとした進行役が必要なのはぜんぶトゥースフェアリーでいいんじゃないかって思うくらいよかった。
ただなんていうか、トゥースフェアリーが親切にしてるのって裏がありそうで怖い。
パタパタペーパーを最初に見た際にも「お、こいつ乳歯残ってんじゃね?」って思って興奮してそうだし、鉄塔の上でパタパタの口に手を突っ込んで歯を抜くシーンは、もはや興奮しすぎて絶頂を覚えてるんじゃないかって思うし、その後たぶん、内心パタパタペーパーに興味なくなっただろうな、っていうのもあるし、なんか誰かトゥースフェアリーの心の声を副音声で今回のイーストエンドの曙につけてくれないかな。
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