年取ったおっさんがタモリさんみたくオールバックにするのって意味あったんだな。
ただオールバックってだけで回りの反応が親切になる。ていうかまあこいつ怖いからできるだけ失礼ないように接しておこう、って思わせてしまうのがオールバックなんだろう。
最近もうめんどくさいのとハゲてきたってのもあって(ていうかハゲが理由の9割。前髪でおでこを全部覆えなくなった)、朝、シャワー後、髪を上に上げたままにしてるんだけど、明らかに初対面のショップ店員とかの対応が違う。
あー、ものすごい怖がってるなー、悪いなー、とはもちろん思いつつ、髪型だけでここまで変わるものなんだなー、っていうのは新たな発見だった。
別にスタッフさんに何の失礼もなく、どちらかというといい接客なのに、ただチェスターコートのサイズ違いまだ在庫あるか聞いただけなのに、ものすごい謝ってくる。
- 「すみません、こちらの商品、他店舗ももうほぼ品切れでして…」
- 「あー、そうなんですね」
- 「そうなんですよぉ、すみません…」
- 「いえ、ありがとうございます」
- 「本当に、この度はご案内がよくなくて申し訳ございませんでした…」
- 「いや、親切にありがとうございました、また来ます」
- 「は、はいぃぃ…っ!」
ごめん、最後の「は、はいぃぃ…っ!」だけは嘘だけど、それ以外はホントで、それくらい相手が怖がってしまってる。めちゃめちゃオシャンティっぽい服装で、さらにオシャヒゲを蓄えている男性スタッフさんがここまでマウントを感じてしまうのか…、こっちサイドがオールバックってだけで。ほぼほぼ終始揉み手みたいな前傾姿勢の接客。
セリフだけだとあんま伝わらないかもだけど、なんだろう、明らかに丁寧に接客してるのがわかるというか。小走りだったり、媚びた笑顔だったり…、なんかそういう。もしかして入れ墨入ってるって思ってるんかな、ってくらいのこびへつらい具合。
それに味をしめたおっさんが続々とオールバック教に入信してるんだろう。だって楽だから。
……
…
え?おれ?
タラララン、タラララン、タララララッタ、タッ、タララララン…。
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