リバース1999、悲しき熱帯の感想と考察

2025年1月12日日曜日

リバース1999

t f B! P L

…アンジョナナさん、初登場時からキャラ変わりすぎじゃない?


リバース1999、悲しき熱帯のストーリー読み終わった。

んでめちゃくちゃ面白かったんだけど何個か気になる部分があって…。ネタばれ含むんで最新シナリオの悲しき熱帯を見終わってから読んでね。

どうでもいいけどよくスーツケース無事だったな。


アンジョナナさんはJとまともに顔合わせられるんかな

アンジョナナの初登場がゴールデンシティ。

ていうか実はV2.2のPV見ただけだとアンジョナナがミスキンバリーだとわからなかった。どっちかっていうとロぺらをソネットと思ってた。


んでゴールデンシティのシナリオあんまり覚えてないんだけど、確かラストの方でアンジョナナってボス的な立ち位置で出てきてたはず。

んでJやマチルダと戦って、その中でJの仲間のふとっちょ殺してた気がする。結構えぐめの方法で。


今までのキャラでシンプルに味方を殺したキャラっていないよなー。

Jとアンジョナナがスーツケース内で顔合わした日にはもう…。別に矛盾はしてないけれど、今回の悲しき熱帯で一番モヤモヤしてる部分。

ゴールデンシティ時はものすごいヤバいやつ感強かったのに、続くルート77ではなんかヤバさ半減してて、で、今回の悲しき熱帯で急にハムスターみたいな小動物キャラになってる。


そのタイミングだとただの反逆じゃないの?

こっちもアンジョナナ関係の気になるところ。

アンジョナナさんの設定が相当ガバガバなんかもしれない。ルート77では「こんなもの食べられないぜぃ…」ってチューズデーの飯に難癖付けてたくせに、今回は鶏肉かなんか食べてるところを捕まり、そしてクルーズ船でパンを食べ…。

人の血でしか渇きを癒せない、的なノリ、急にほっぽりだしちゃう始末。もうちょっと若いときは眼帯付けてたと言われても驚かない。


で、気になったのはそこじゃなくて、PVにもなってる、ブサイクにしたリヴァイ兵長みたいなやつにロボットのおもちゃを人質にヴェルティ殺害を強要されるアンジョナナのシーン。


あのタイミングだとヴェルティが知ってる情報は、


  1. アンジョナナはマヌスヴェンデッタらしい…。けど船で助けてくれたしいいやつかも!ゼノミリタリーからも釈放されたらしいし!るんるるーん♪柄にもなく声マネとかしちゃうし、もうズットモだよー♪
  2. え…、ちょっとまって、アンジョナナさん、あなた釈放したんじゃなくて脱獄したの…?それを顔は知らないけれどゼノミリタリーのお偉いさんが捕まえに来たって?…まー、そりゃあ脱獄犯ならそうだよねぇ…


だよな。

実際にはゼノミリタリーが謀反を起こしてるわけで、スプーンに映ったリヴァイ兵長が撤退してから合流するリーリャによって知らせを受けるから結果オーライだけど、アンジョナナがヴェルティの首を絞めてる段階ではまだイゴールの謀反を知らない。

んじゃヴェルティがやってることってゼノミリタリーへの反逆だよなー。その流れで、アンジョナナに対して「あなたは敵を倒した」とか言ってるし、急にヴェルティの判断がサザビー以下になってしまった。

これはアンジョナナっていうよりヴェルティへのモヤモヤ、か。


その他

その他はまー、上みたいなキャラの事じゃなくて、普通にリバース1999の物語としての謎の部分も気になったなー。今回の悲しき熱帯はこう、引き込まれるキーワードが多かった気がする。


  1. ウルド(ベスミエル、マーサ、ドクタードレス)はヴェルティの母親でタイムキーパー?
  2. UTTUはストームに対抗する独自の方法があるらしいが、それならなぜメェプルなどのUTTU編集者ではなくウルドに直接聞きに行っているのか
  3. カーソンとダンカン、ウルドとベスミエル、パウリナとパウリナ(Jの妹)など、同じ顔で精神の違う人物、反対に同じ人のはずだけど顔が全く別の人物がなぜ存在するのか
  4. アルカナは復活を経てイエスキリストのような存在になろうとしている?なぜそれにウルドが必要なのか


ウルド、というかマーサに関しては、孤独の歌のシナリオでストームに巻き込まれて消滅している…はず。あの謎にオシャンティだった讃美歌?の中ストームの描写があったやつ。どっかのへんな性癖の映画かと思ったよねー。

で、なのに1990年を舞台に展開されているゴールデンシティからのシナリオでもウルド(ドクタードレス)として登場してくる。

今回のシナリオでまたヴェルティと対面していて、そこではミスリードかもしれないけど、髪が似ている、という匂わせワードが飛び出す。

うーん、どうなんだろう。

というかベスミエルは初登場の朔日日記ではどういう肩書だったのか忘れてしまった。財団職員だったならそれもそれで話が合わない。それならわざわざ財団がウルド(ベスミエル)を探す必要がない。


んでロペラの姉のモルダーがヴェルティの事を「若きタイムキーパー」って言ってるシーンがあって、そうなると若くないタイムキーパーもいるのかなー、んじゃそれってウルドの事なのかなー、とも。

ただ、直前でロペラはイゴールがなぜウルドを必要としているのか知らない、とトレミー(ロペラの兄、リヴァイ兵長みたいなやつ)に答えているから単純にヴェルティが若いから若いっていっただけなのかもしれない。


顔グラが同じ違う人物、っていうのは、なんの伏線なんだろう。

悲しき熱帯のラストの方で「ストームがもたらすのは生理的な死ではない?」という、これまた匂わせ兼ミスリードっぽいワードが飛び出すしなー。


生理的な死、っていう事は生物的な死じゃないってことだよなー。

ストームでは心臓が止まって死んでるわけじゃない、っていう事、…だよな。それでもよくわからんけど。それ以外の死ってなんだろう。社会的に的な?

ていうか生理的な死じゃなかったら、顔グラが同じ違う人が違う時代にいたり、過去の女優俳優の顔がストーム後では変わっている理由がわからない。

パラレルワールド的な話なんかな。ストームは並行して存在する別の世界に、時代もちょっと変えて移動してるだけ、的な。だから飛び先の世界によっては顔グラがかわったりするみたいな。

…わからない。


んでゴールデンシティで出てきたJの妹、パウリナは反対に同じ人物っぽいけど顔グラが違う、っていう存在。

こっちはまた上記とは違う謎があって、なんでそれならストーム後の今のJの世界にいるパウリナが行方不明になっているか、っていう謎。

顔グラが違うのはもうそういうもんだとして、リバース1999の世界設定で言われてるのって、ストーム後の世界ではなぜか自分自身に会う事ができない、っていう設定。


シンプルにこの設定を飲み込むと、ストームに続いて移動してる財団とかヴェルティとかはストーム後の世界に元からいたはずの方が消える、ってコトなんだろう。

パウリナの骨?はたぶん財団に管理されてるんだろうし、そのままストームで時間逆行してるはず。もしかすると骨であっても同じ人物はストーム後の世界からいないことになる、のかなー。


それかもしかしてパウリナのように顔グラが違うからストーム後の世界で自分に会っても気づかないだけなのかなー。

でもそれなら時間逆行で再び自分の年代に帰ってきたマーカスからすれば周りの人全員違う顔グラになってたはずで、つじつまが合わないよなー。


…わからない。

結局長々とかいてなにもわからん。


アルカナがウルドで、ウルドがヴェルティの母親、ってことにしよう。

あと顔グラ、これはシュナイダー再登場への布石、ってことにもしよう。

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