絵、電脳コイルか?
どうしたいねん、これ。
栗原キホさん、もういっぽん!の剣道のやつだし、どうしたいねん、これ。
すぐにサマータイムレンダ見たくなるアニメだった。
キャラデザ、あえてなんだろうなー、どこかで見た外見のキャラばっかり出てくる。
とりあえずあのおばあちゃんみたいな同級生の死がちゃんとは描かれなかったのだけがよかった。
あの子だけが救いだった。
途中野球部の男子にバスツアーに連れていかれた回、これもう緩やかな死亡フラグやん…、と男子のフルチン姿をはじめて見た女子みたく目の前にチョキ作ってすきまから見てた。
4男?鷹の爪団みたいなやつが家に帰ってないっていっておばちゃんが探しに行くところ。
こんなん心臓に悪すぎる。ゼッタイに数分後むごたらしい死がある描き方やん…、急に上からがれき落ちてきて死ぬやつやん。…と思ってたら普通に生きてた。よかった。本当によかった。
んで映画もあったらしく、ググって見たら3月とか5月とか出てきて、てっきり2025年だと。
なのでアニメ視聴中は「ふーん、アニメでまず描いておいてその続きを映画でやるタイプのやつかー」って思ってたんだけど、よく見てみたら映画もう終わってた。
……
…
んじゃこれでこの作品て終わりなのか…。
いや、こういうタイプの終末感と青春感っていう非日常とその裏で続いてる日常を描く作品なんだなってのはわかったけど、んじゃなんでああいう終わり方なんだろう。
普通にみんな死んで終わりでいいと思うけどな。
すごく贅沢に、卒業式とか入学式とかどうでもいい教師との恋愛とか描くのはいいけど、それならこの終わり方はあんまちゃうかなと思う。
青春に軸置くならそれが人生でたった1回きりの取り戻せないものだっていう構えは崩してほしくない。なら世紀末に青春要素を絡ませる必要ないやろ。
青春期間中に細かくやり直すタイプなら別に許容できるんだけど、この作品は一気に何年も飛ぶやん。それは違うよなーと思う。
ていうか全員、敵味方含めてシフトすりゃよくね?だよな。この終わり方だと。
シフトにデメリットがなさすぎる。やりたい放題、一生永遠に生き放題。
見てるときはすごい楽しかった。
というか、その時点ではオレは、このアニメは映画という本編につながる序章なんだ、つまりただの宣伝部分と思って見てたんで、「へぇー、よくこんな、言ってしまえば0章みたいな、そんなモノローグもモノローグの部分なのに、よく考えて作られてるなー」で見てた。
そういうもうアニメの18話くらいをただの宣伝に使っちゃえるくらいの大金かけてプロデュースされてる世紀の大アニメなんだなーって思って見てた。
んじゃ違うくて、ただただあれで終わりな作品群だった。それまでは、「おー!本編はロボアクションなのかー!あーだからFPSゲーの描写あんなやってたのかー。すげー贅沢だなー。青春モノやった後に映画ではガンダムやるんか!」とか思ってた。
よくわからんけど、これで終わりにしてしまうならサマータイムレンダ、21世紀少年、ファンタジックチルドレンの下位互換になってしまってるし、まじでどういうつもりなんだろう。
侵略者の事もろくに描かれないし、尻切れトンボになってしまってるというか。
描かないことがこの終末感と青春感を結びつけてる妙なんだと思うけど、そもそもこのクオリティなら無理して終末感と青春感を結び付ける必要ないだろ、と思ってしまう。それなら普通にSFしてほしい。
それか日常感もっと上げて、ホントにUFOとか侵略の部分はすごい薄くして、例えば、日常回のテレビで映ってるニュースとかで適当に描いておいて、最終話で急に全員死ぬとかの方がおもろいだろ。
ていうかあの調査員の侵略者さ、あいつがオウランと一緒にシフターしてればよかっただけだよな。これ。
んじゃシフトした後の世界で、オウランは普通にメガネ(名前忘れた、家出だっけ?)がいじめられる前になんかガイジなこと言って花火に誘えばいいだけだし、んで調査員のやつも砂浜でいじめられたとしても、シフト前のオウランとかの事思い出して母星に虚偽の報告すればいいだけだよな。
それだけで終わってるのになー、感がぬぐえない。
んで調査員が言ってたような、集合知としてのなんちゃらーわれらとおまえたちは感性がそもそも違うー、みたいなのこの宇宙人たちに無いじゃん。ただただ普通に人間と同じ思考。
便利道具あるなら普通に最初UFOで東京に現れた時に、対話を試みろよ。それか調査員から「こいつらマジで終わってるから殲滅よろー」って言われてるならすぐ人間殺せよ。なんの猶予なん、4年。
よくわからん。何がしたかったん。あの潜水服みたいな見た目のやつら。かなり雑だよな、ここらへん。
地球に特攻させて、潜水服たちの今住んでる場所の人口飽和を解決(つまり地球に行ったやつら全員殺しちゃおう)しようって話だったけど、あれだけテクノロジーが進んだ文明で人口過多で悩むことなんてないだろ。
最悪、食料足りてないってなるなら、その飢餓でしにそうなやつ、別次元にシフトさせればいいんだし。
ていうかそんなテクノロジーがあるなら人口がどれだけ増えようが、なんとでもできるだろ。
星間移動余裕で、パラレルワールドに精神飛ばせるんやで、なんでもできるやろ、そんなん。酸素から肉作れるやろ。なんなら何も食べないでいい体にできるやろ。
なんかホント、途中面白かったのに、終わり方がすごいつまらない作品だった。デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション。もうタイトル打つのが面倒で、この記事内でラストのこの1回しかタイプしてない。
面白くないのに長いタイトルつけるなよ。長いタイトル付けるなら寿限無くらいのクオリティでこい。
まじで全然方向性違うけど最果てのパラディンと同じ詐欺を食らった。面白くないものをまるで面白い感じのタイトル、そして変な話数や映画化とかで威厳つけるのやめてほしい。
今口直しで見てる最中なんだけどスペースダンディの5話「旅は道連れ宇宙は情けじゃんよ」の方が1話でこれ18話分超えておもろい。
「目玉焼きにはタバスコ」っていうたった一つのセリフに合計18話が負けてる。アデリーのキャラデザも1話で終わるゲストキャラのキャラデザじゃない。めちゃめちゃかわいい。
日曜日ぜんぶ、デッドデッドデーモンズデデデデデストラクションに使った時間返してほしい…。
あ、今打ったデッドデッドデーモンズデデデデデストラクションはコピペ、ね。
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