アスタタ、ディナタンルートのネタバレ感想と考察

ディナタンルート、一応エンディングまでクリア！

ただなー、これたぶんエンディング分岐があるみたいで、到達できたのはおそらくショボい方のエンディングと言ったらいいのか、トゥルーエンドじゃない方だなー。

なんかぶつ切り感がすごかった。

ちょい残念。

トゥルーエンドの方が気になるけど、もし2周目が実装されたとしてもう一度この長ーいシナリオをディナタンでプレイするかと言われると、かなり早いタイミングで首をかしげたくなる。

フクロウかな？ってくらい首傾げちゃうよね。

とりあえずここではアスタタ（アスタータリスク）のディナタンルートをエンディングまでプレイしてのネタバレを多分に含む感想と考察を書いていきたい。

こっから下ネタバレだからね！未プレイの人とかは読まないでね！

絶対だよ！

ね！絶対だからね！

アンパンマンとの約束だからね！

……

…

はい、これだけ行間開ければ大丈夫だろう。

いやー、だるいんだよ、行間開けるためにアンパンマンとか打つの。アンパンマンとか意味わからないしね。アンパンマンサイドもなんで急にこの流れで自分が呼ばれたのかわからないだろうし。

ディナタンルートの概要

個人的にゲームの攻略情報はみずにゲームをやる派なんで、ディナタンルート以外のルートがどういうテイストなのか全くわからない。

一応「アスタタ5月まで進めれば楽しいから！」ってアムウェイみたいに熱心にアスタタを宣伝してきた知り合いからルートによってストーリーが全然違うってのは聞いてはいる。

んで、余談だけどこのアムウェイみたいな熱心なアスタタ教徒よりも先にクリアしてしまった。んじゃオレも傍から見ればアムウェイみたいな熱心なアスタタ教徒に見えるのだろうか。アーメン。

脱線した。

てことで他のルートを知らないけど、ディナタンルートに関してだけ言うとすごいカオスな展開の連続。とりあえず言いたいことは「説明しろ！」って事。

アーサーも、ギネヴィアも、ランスロットも説明しない。全員口無くなったんかな、ってくらい説明しない。

ラスボス

• アーサー

敵サイド

• ランスロット
• ギネヴィア
• ガウェイン
• ラグネル
• モルガンせんせ

味方

• ルーシャス
• モルドレッド
• その他円卓の騎士

ストーリー上出張ってくるキャラ

• ディナタン
• モルドレッド
• クラリス
• マルディサント
• ルーシャス
• トリスタン
• イゾルデ

死ぬキャラと殺したキャラ

• アーサー（ノワール）
• ランスロット（ノワール）
• ギネヴィア（ノワール）
• モルガンせんせ（アーサー）
• ガウェイン（ガレス）
• ラグネル（トリスタン）
• モルドレッド（アーサー）
• クラリス？（魔女）
• パーシヴァル（アーサー）
• ディンドラン？（アーサー）
• ヴォールス（ガウェイン）
• クレア（ラグネル）

もうめっちゃ死ぬ。

ヴォールスとクレアなんてまじで意味わからないタイミングでサクッと死ぬ。一枚絵で処理されて死ぬなんて、いくら影が薄いヴォールスだったからといっても切なすぎる。

ていうかオレ、ヴォールスさんの声一度も聞いたことがないかもしれない。ストーリーで。もちろんユニットとしても使うことはないんで聞いたことがないし、なんか夜談話室で1回会話があった程度な気がする。

それも話しかけたかどうかすら記憶があいまい。速攻で、わき目もふらずにバイトしてたかもしれない。

もはやディナタンルートに関してはヴォールスはサクッと殺されるために用意されたキャラなのかな？くらいの感すらある。

願わくばギネヴィアルートやランスロットルートで救われてほしい。

そう。

主要キャラほぼ残ってない。

後半スッカスカの円卓会議を見ることになる。

ルーシャス含めローマ組の女子3人、それからカイやマーリン、トリスタンとイゾルデくらいしか最終的に生き残らない。

話の流れ

ディナタンルートはラスボスがアーサーって事だったけど、どういう紆余曲折があってアーサーがボスに、そしてギネヴィアとランスロットが敵側になるのかをサクッと。

9月入っていきなり、アーサーのようすが変だぞ！とポケモンの進化時みたいなことをモルドレッドやヴォールスが言い出す。

んでその後、急にアーサーが謀反？王だから謀反とは言わないかもだけどとりあえずディナタンに剣を向け、その後すぐにディナタンサイドの援軍に来たヴォールスさんが一枚絵でガウェインに頭を勝ち割られて死ぬ。

あとから明かされるけどアーサーとしては「妖精も聖杯もゲシュタルトシフトもバイブスもキラーズもバルバロイもいない人間だけの世界にしたい」と思ったから学園を去ったとのこと。

またそう思った原因として「自分の父親（名前ユーサーだっけ？）が妖精と不倫してて、その子供がディナタンであるとずっと知っていた（つまりノワールとディナタンは血のつながった兄妹じゃない）。で、そのディナタンをノワールがゲシュタルトシフトの相手に選んだから、なんかそれが琴線に触れちゃった」みたいな。

なんかノワールのゲシュタルトシフト先がギネヴィアやランスロットだったらよかったのに、ディナタンなのがすんごくイヤだったらしい。

やたら自身の事を穢れた血っていいまくる。妖精と不倫してたユーサーがよほどイヤだったみたい。

……

…

いや説明してよ。

動機の部分は正直ようわからないけど、やろうとしてることに関しては説明いただけさえすればこっちも「ほう、崇高なお考え、いやはやごりっぱ！」となるじゃん。

んでこの時点ではまだギネヴィアとランスロットは円卓サイドなんだけど、その後なんやかんやでギネヴィアとランスロット、そしてパーシヴァルの3人だけアーサーと会う機会があって、そこでギネヴィアとランスロットはアーサーサイドに寝返る。

何がエグイってギネヴィアとランスロットがアーサー側に寝返るほんの数分前にアーサーがパーシヴァルサクッと殺しちゃってる。

パーシヴァルサク殺→カップラーメン湧くくらいの時間→んじゃわたし（オレ）アーサーの味方になる！

っていう。

パーシヴァルが殺されるのを目の前で見てたギネヴィアとランスロット。なのに…！

パーシヴァルさん…。とんだ無駄死にすぎて。

他ルートで救われることを願う。

んでその後は何も説明しないランスロットとギネヴィアなどなどを殺しまくり、こっちもモルドレッドとクラリス死んじゃったりして、最後にアーサー倒してエンディング。という。

エンディング

ディナタンエンド、んでたぶんトゥルーエンドじゃない方のエンドはこんな感じ。

アーサーを倒して学園に戻ってきたノワール。カイやルーシャスなど最後まで生存してた主要人物にディナタンがどこにいったかを聞いて回る。でも誰も知らない。

場面が飛び、ディナタン。

ディナタンの夢にマルディサントが出てきて「おにーさんとわたしどっちが大好き？」みたいなことを聞く。

ディナタンは起きる。

横にマルディサントがいて、そしてその横に赤ん坊がいて。

そして「マルディサント、一緒にいてくれてありがとう！」みたいなことを言っていったんfin。ビーズのエンディング曲が流れる。

エンディング曲後、またノワール。場所は妖精の森？。

「そうか、そうだったのか。だからディナタンは」

みたいなプレイヤー置いてけぼりの気づきを何やら覚えるノワール。

「アーサーの目指した世界の方が正解だったのかもしれない。でもオレは覚え続ける。剣となったキラーズすべてを」みたいな事言って暗転。

暗転後、再びディナタン。

「あなたは忘れる」「でも世界は覚えている」

みたいな感じでfin。ラストの一枚絵ではディナタンが左側で薄く書かれてて、右側のマルディサントが濃く書かれてて終わり。

いや意味不明ですねー。

うーん、これはですねー、風が吹けば桶屋が儲かるですかねー。ビーズが流れればなんかええ感じにまとまる、って思ってるんじゃないかなー。制作サイド。

いやー、見事に置いてけぼり食らう。

ネタバレ考察

はい。

ディナタンルートの意味不明なラストをふまえて、いろいろ考察していきたい。

ただこれなー、どうなんだろう。

「かまいたちの夜」みたいな感じで、ルートごとにキャラの設定が全く違うのか、それともルートは違っても例えば「モルガンせんせが魔女」「妖精の森にはキラーズの記憶が滞留している」みたいな設定は同じままなのかな。

同じ、というか設定は共通ってことなら全ルートやらないとストーリーの根っこの部分わからないのかもしれない。

ま、いいや。とりあえず考察のはじまりはじまり～。

赤ん坊は誰の子？

ディナタンルートを選ぶと、ディナタンがノワールを兄妹としてじゃなく異性として好きという事が各所で匂わされるし、最後にそのままノワールに言う。

例えば9月に入っていきなり言う「私たちいけないことしてるみたい」や、保健室のベットで言う「そばに居るだけじゃいやなの」とか。

んで上のストーリー概要では省いたけど、ディナタンルートでは9月から10月まで一気に1か月飛ぶ。

その間ディナタンとノワールは妖精の森内を延々さまよってたことになってる。ただ2人とも妖精の森を出るとその中の出来事は忘れてしまっていた。

んでわからないけど、アーサーの父親のユーサーが妖精の森でニニアン？っていう妖精と不倫してディナタンが生まれて、でもユーサーは妖精の森を抜けるとニニアンの事を完全に忘れて、今度はアーサーの母親と結婚してアーサーが生まれたって言う話がわざわざ入れてきてるとするなら、この赤ん坊の父親はノワールなんだろうなー、たぶん。

森から帰ってきて、ディナタンの食欲がないとか急に倒れる、とか当時はゲシュタルトシフトの負荷とかかなーと思ってた描写があったけど、あれって妊娠してた、ってことなんだろう。

主人公がエンディングでなにかを悟ったようなセリフ言うけど、あれも妖精の森で何があったかを思い出した、って事なら筋が通りやすい。

なんでマルディサントとラスト一緒？

ディナタンルートのラストでなんでディナタンとマルディサントが一緒なの？って言う考察。

たぶん二人ともキラーズだからっていうので継承者であるノワールには行けない、妖精の森の深部か何かにいけてるんだろうと思う。そこで過ごしてる的な。

妖精の森にきちんと自分の意志で入れたのもゲーム内描写ではマルディサントだけだし、半妖精であるディナタンとゲシュタルトシフトしているマルディサントは少し特殊になってるのかもしれない。

というかそういうの関係なくむりやり百合展開にしたいだけな気もする。

アーサーはなぜ学園を潰そうと？

結局ディナタンルートではラスボスがアーサーで、その思想は、「こんな妖精とか聖杯とか言ってないで人間だけで頑張ろうよ、ぶっちゃけ人間を武器にして戦うって倫理的におかしくない？」って事で、それはわかるんだけど、なんで学園を滅ぼさないといけなかったのかっていう考察。

これマジ謎。

いやまだゲシュタルトシフトしてない学生殺す必要どこに？ゲシュタルトシフトしてる学生も殺す必要全くないというか。

アーサーがやりたかった「バルバロイの親玉と妖精の森の力？を陰と陽みたいな感じで自身に貯め込んで、んでなんか竜に食わせる！これでバルバロイも滅ぶ！ゲシュタルトシフトもなくなる！」みたいなのを一人で勝手にやればよかったんじゃ？

アーサー以外に誰も犠牲者いないし、みんな手放しで「ありがとう」だろう。

だから周りに説明しろとあれほど。

モルガンせんせの言ってたルートとは？

モルガンせんせが魔女だった、で、何がやりたかったのか。

アーサーに殺される前になんか「こっちのルート」みたいな雰囲気のこと言って、んでアーサーがそれに対して「でもオレはそっちにはいかない」みたいな返答する。

それどのルートなん。

これマジ謎。

他のルートをやるとモルガンせんせの言ってるルートが分かる…のかな。

ていうかマーリンも魔女なのかな。なんか魔女に「あなたも魔女？」みたいな事言われてるシーンがあったような。

ていうか魔女ってなんなん。

これマジ謎。

もはや考察になってない。

結局継承者って？あとキラーズどうなるの？

結局継承者ってなんなん、っていうのと継承者のキラーズになったらどうなるん、っていう考察。

物語では「継承者はなんでも願いが叶うという聖杯が使え、複数のキラーズと契約できる存在」とされてる。

んでこれまたディナタンルートではアーサーによって聖杯が壊されてしまうんで、実際に継承者が聖杯を使うシーンがない。他ルートだとあるのかもしれないけど。

聖杯を使うと継承者はどうなるんだろう。キラーズはどうなるんだろう。

ごめん。考察になってないな。ただの疑問だな、これ。

イメージでは継承者は死に、キラーズも聖遺物化するんだろうなーと思う。

キラーズに関しては唯一記憶を保持できるバイブス（今回の場合は継承者）が死ぬんで結果全世界から忘れ去られる、んだと思う。

そうなるとアーサーはディナタンとノワールに関して、実は違う感情だったのかもしれないなー。血が穢れているとかいってたけどアレはフェイクなのかもしれない。

アーサーからすればディナタンは異母兄妹なわけだし、そんな異母兄妹がこの世界の全員の記憶から消えていなくなるのが嫌だったのかもしれない。

ディナタンとノワールに一緒にいてほしかったから、あんなクレイジーなことをやらかしたのかもしれない。

そうなるとギネヴィアとランスロットがアーサー側についた理由もわかるというか。

二人に一切説明しないまま寝返ったのも、説明してもノワールもディナタンも了承しないってのが分かってたからなのかもしれない。逆にアーサーが犠牲になるのをノワールはゲームの主人公よろしく必死に止めに入るだろうし。

まとめ

アスタタ（アスタータリスク）のディナタンルートのエンディング考察をネタバレありで書いた。

うーん、正直ラストでもっときれいに物語の全貌が明かされると思ってたのに、最後まで誰も何も説明しないまま終わってった感じで、もやもや感がすごい。

なんで説明しないの？ねぇ？なんで？

ってずーっと思いながら「この戦闘が終わったらきっと伏線回収があるんだ！」でまたバトルが続いて…、の繰り返し。

ゲーム内で最後の方ようやっとノワールも言ってたけど、まじで全員説明不足。

でもまー、ここまでちゃんとストーリー楽しんだのってソシャゲだとオクトパストラベラー、スドリカ、ドラガリアロストに続いて4つ目だったんでかなり楽しかった。

質は正直、ラストまでも説明不足だったんでうーん、という感じだけど、こうやってきちんと結末までいくストーリーって最近ホントにないから満足。

海外ドラマもアニメもソシャゲも全部伏線投げっぱなしだからなー。