アスタタ(アスタータリスク)、爆死サジェストについて

2023年9月6日水曜日

アスタタ

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アスタタ(アスタータリスク)で検索するとすぐに「爆死」というサジェストが出てくる始末。

うーん、まあ確かに個人的にも1回クソゲーって書いてるし、実際に売上的にも爆死とまではいかないにしても社運をかけてリリースした割には振るってない感じは一ユーザーとして感じる。

ここではアスタタと爆死について書きたい。あと実際ゲームを2月までプレイしてみての所感も正直に書きたい。


確かに序盤はダメすぎる

きっとアスタタ爆死で検索してる人は、一度はアスタタをインストールしてプレイしてみたけど「あ、これダメなやつだ」っていって”爆死”もちょこっと付け加えて検索してるものと思う。それかサクライグノラムスが爆死したんで同社が続いてリリースしたアスタタもどうせ爆死でしょ、という感じかもしれない。

実際、アスタタの物語導入部分は養護しようがないくらいクソゲー。そりゃ見限る人が大半で、クソゲーと感じる人が大半で、こりゃ爆死だ、と感じる人が大半でもしょうがないと思うし、何を隠そう僕自身もそう思った。


「いや4月部分くらいで判断するって早計過ぎない?」とお思いの未プレイの方もいるかもしれないけど、アスタタの4月部分はアホみたいに長い。

どうでもいい「裁縫」「ガーデニング」「絵画」「アルバイト」などの説明にいちいちフルボイスで会話が当てられ、それをずーっとこなしていくだけ。

普通にプレイしてたら4月だけで3,4時間はかかる。


この間ほぼ戦闘なし。ただただメガネの女の子からこのゲームのチュートリアルをずーっと聞くだけの時間。

「裁縫」して器用さがあがるのかー、ふんふんなるほど、ん?「ガーデニング」では優しさがあがるのかー、説明ありがと。え?「絵画」ではセンスが上がるの?…ちょっとまってこれ全部説明するの?このテンポで?

とたぶん万人が思うと思う。


それだけ冗長。

一個だけ説明したら後はゲーム内チュートリアルで「他にもガーデニングでは優しさが、絵画ではセンスが上がります」の一枚絵で終わらせられる内容だと思うし、早急に4月部分のテンポに関しては改修した方がいいと思う。


個人的にもここで一度アスタタをアンインストールしてるんで、爆死というサジェストが出てくるのもよくわかる。4月時点で4時間もかけてただクソゲーしてるだけだから、アスタタは。ていうかゲームでもない。ただメガネ女子の話を聞いて、ちょいイケメン男子の寝顔をただ繰り返し見るだけの映像コンテンツ。ゲームじゃない。


9月から一気に面白くなる

んで巷ではアスタタは5月までやれば面白くなるから!みたいな噂?があるけど、ならない。そう、ならないの。5月になっても面白くないまま。

5月でようやっと普通にゲームになってきたかなーっていうだけで、そりゃ4月のクソゲーさに比べればずいぶんゲームにはなってきた感あるけどそれでも面白くはない。


そもそもなんだけどアスタタの各パートのクオリティで言うと、

  • 学園パート:いらない
  • UI:すごいわかりづらい、誤タップ多発
  • ストーリー:8月までは空気
  • 戦闘:中の上
  • 戦闘BGM:上の上

で、戦闘がないとゲームですらないのに、その戦闘が4月はほぼないわけで。5月になるとそれだけは解消される。

戦闘BGMに関しては、他のどのゲームで流れてても熱くなれるすごくいいBGMばっかりで、正直アスタタにはもったいないくらいいい曲ばっかりが揃ってる。何なら戦闘の評価も5割くらいBGMのおかげかもしれないくらいBGMがすごいいい。

気になるならyoutubeでBGMだけでも聞いてみてほしい。ボーカル曲じゃなくて普通のインストゥルメンタル曲がとにかく素晴らしい。


そんなアスタタだけど9月になったとたん急に面白くなる。

厳密に言うと8月21日にものすごい難しいステージが2ステージくらい続いて、そこでアスタタはストーリーとしても一つ大きな壁を超える。

んでこの壁を越えた先がすごい。


戦闘面もSRPGとして歯ごたえ十分だし、ストーリー面もソシャゲとしてみればこれまでプレイしたソシャゲのストーリーでも5本の指に入るくらい楽しくなる。


正直8月21日以前の戦闘なんて、適当にオートにしてたら勝てるレベルの戦闘だと思う。

それがこの8月21日を境にめちゃめちゃ難易度上がる。


いま2月2日までストーリーを進めてるけどレベルカンストしてても全く勝てる気がしないステージで詰まってる。それくらい難易度が高い。


SRPGは難易度が高い方が楽しいと思ってるんで、個人的にアスタタの戦闘はかなり好き。無双したいだけならアクションゲームすりゃいいわけで。

タクティクスゲーならこの難易度はかなり望んでた通りの難易度というか。


だから、アスタタの評価はゲームをどこまで辛抱強くすすめられたかによって大きく変わってくるはず。

4月時点では紛れもないクソゲーで爆死という感想になるだろうし、9月まで進められたならSRPGとしてもかなり上位、そしてシナリオとしてもソシャゲ内では高レベルのゲーム、という感想になるはず。


…ただ4月時点で4時間くらいかかるゲームを9月まで進めるってなると、20~30時間必要なわけで、一般的な人がそこまで自分の時間をアスタタに投資できるとは思わない。

だから世間一般的にクソゲーで爆死、って言う意見は正しいと思う。というか運営が4月部分をあそこまで冗長に作った理由がわからない。

ある程度チュートリアル女子の印象をプレイヤーに残したら、早くあのイベントに進めばいいのに。それこそアニメ1話くらいの速度でそこまで見せられてたら、4月時点で「はいクソゲー」「はい、思った通りアスタタも爆死」にはならなかったと思う。


まとめ

アスタタ(アスタータリスク)の爆死サジェストに関して書いた。

まとめると、2月までプレイした所感をふまえると、


  • 確かに4月時点ではクソゲーすぎて養護しようもないし爆死と感じるユーザーが多いのも同意だけど、9月まで辛抱強く進めるとソシャゲの中ではかなりクオリティの高いSRPG


という感じ。

4月から8月21日までを今の1/5くらいにボリューム減らしてもっと没入感上げる方が人増えると思うけどなー。2周目3周目前提ならブレスオブファイアドラゴンクォーターのSOLみたいな感じで2周目で解放されるイベントとかを4月にたくさん入れ込めばいいじゃん。

その方が1周目の没入感、2周目の懐古感?両方あって2度おいしいというか。


とにかくとてももったいないゲーム。


現状、爆死というほどセルランも低くないし、口コミで少しずつ人が増えていくタイプのゲームだとは思うけど、運営もそれに甘えずに4月部分の再構想をとにかく早めにやってほしい。


9月まで辛抱強く進めたら~、ていうのはユーザーの一日の時間が40時間とかあると思って設計してないと正直そういうストーリー展開にならないと思う。

1時間以内に「ん?これ先気になる!」ってのがあって、その後コンスタントにそういうのを入れ込まないと、9月まで20時間遊んでようやっと「あれ…?意外に面白いかも」は遅すぎるというか。


もし4月部分がもっとスマートなら個人的にも「前半はクソゲーだけど…」みたいな枕詞なしで、手放しで神ゲーって言える。


んで何がエグイってすぐ先にFF7のソシャゲが迫ってるって事。このタイミングでアスタタをリリースしてんでこの売上で、そこにFF7ってのはかなり死地に追い込まれてるなーって。

オレがGumiの社員ならFF7爆死してくれ、って願いながらこの数日は眠りにつくと思う。なんかスクエニってGumiと資本提携してんじゃなかったっけ。それでこの仕打ちっていうのは連携取れてないのかな。それかこれで株価を地まで下げさせて完全にGumiを吸収する気なのかもしれない、スクエニは。


FFBE幻影戦争やってるユーザーとしては、FF好きならFF7、タクティクス好きならアスタタに移動できていい季節だなーと、また別として思う。

…けど一度幻影戦争でGumiゲーをしたうえで、またこの凸地獄のGumiゲーをしたいとは思わないユーザーもいるかもしれないな。幻影戦争はFFだからこの凸のきつさと思ってたけど、じゃなくてGumiの作るソシャゲのきつさがだいぶ漏れてきてたんだなとアスタタプレイして分かった。

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