天穂のサクナヒメはせこい

2026年2月22日日曜日

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天穂のサクナヒメ、なんでなんだろう。

ただ農民として米を作ってた1,600年代とかと現代を比べて俺らが幸せになってるって思えない。なんでこんなにオートメーション化してるのに、なんで楽になるはずのオレらがしんどいとか、閉塞感とか、そんなのを感じるばかりの生活をしてるんだろう。


それがこの天穂のサクナヒメ見てて感じること。


さんざん水田耕して食べるおにぎりめちゃくちゃうまかっただろうなって思う。でもオレが仕事して食べるおにぎりそこまで美味しくないとも同時に思う。


結局人間の生きるスピードと今の情報化社会のスピードが違いすぎるんだろうと思う。企業が利益を上げるために必要な情報処理はもうすでに人間の情報処理能力を超えているんだと思う。


だからサクナヒメの描くただ稲田を耕すだけの生活にここまで心惹かれる。

そしてそれでいいんだと思う。


人間には人間の生きるスピードがあるんだと思う。それはカエルにもあるし牛にもある。どんな生き物にもあるものだと思う。


自動車に乗って過ぎていく街並みには本当の意味で出会っていない。自転車でもそう。ただ歩いてその街をめぐってこそその街並みに出会える。もうずいぶん前から人間は自分たちが作った技術の速度についていけていないんだと思う。

歩いてみればすごい近所に見たことがない植物が生えていることに気づく。路地を一歩入ったところに知らなった光景がある事に気づく。


そんな人間として元来持っている生きるスピードを現代社会のスピードは完全に超えてしまってる。だから生きれば生きるだけしんどくなる。


何がしたくて技術をアップデートしてるんだろう。

今も江戸時代と同じで、ただ毎日田んぼを耕して、それを日々の精とし、時々は江戸や大阪などに行って花火を見て、家族を作り。


それが連綿と続いていく世界の方がオレは好きだと思う。

技術がアップデートして、何か楽しかったのかな、オレは。たぶんなにも恩恵を受けてないと思う。


ただ稲作をして、そうして夜、家族とか周りの人とおにぎりを食べられたら。その方がオレはたぶん生きててよかったって思ってたと思う。

毎日遅くまで仕事して、スーパーで買い物して、一人で料理してお酒飲みながら食べる。そんなのよりはそっちの方が好き。

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