株とか投資とか、まったく興味なかったんだけれども、もう昨今のインフレ、というか物価だけ高騰のあおりで、このまま貯金してても目減りしていくだけだし、んじゃまあ一回勉強だけしてみるかー、で。
卵1パック150円、特価時100円とかだったのにこの1年であれよあれよと2倍の価格だもんなー。
たぶんそういう人多いんだと思う。
どっちかっていうとオレは後発なんだろうなー。だから今日も日経平均株価?っていうの?あれがめちゃ高くなってるんだと思う。
オレみたいな預金してても、減るならいっそのこと投資しちゃえ!っていう感じかなー、たぶん。
んで、図書館で株関連の本大量に借りてきて読んでるんだけど、会社の情報が3,000社くらい載ってる見るのも吐き気する人いそうな分厚い本「四季報」、ミステリーでバールのようなものになれる素質を有している「四季報」、修学旅行みんなで読んだ「四季報」、に関しては過去のものしか図書館になかった。
この四季報が意外に読むの楽しい。
過去のデータを見て「ヤバそうな会社」当てをするのが楽しい
もう株そっちのけでこれだけやって楽しんでる本末転倒具合だけど、過去のデータしか載ってないわけじゃん。この手持ちのバールのようなものには。
んでもネットで調べれば今の株価が出てくるわけで。
なのでおよそ1年前の四季報を読んで「あ、この会社ヤバそう」とか「この会社上がってるんじゃないの」みたいなのを予想して、今現在のチャートを見るのが楽しい。
まじでゲーム感覚。
すでに株の世界にどっぷりつかってる人だとこの遊びはできないだろうけど、こっちは今まで株のチャートなんて見たこともないんで、今の株情勢とか各企業の成長、下落なんてまったく知らない。
ちなみに完全に本10冊くらい流し読みした付け焼刃だけど、四季報を見るときはここを見てる。
- フリーキャッシュフロー
- ROEとROA
- PERとPBR
- 年度ごとの純利益
この見方があってるかは全く知らない。
こんな入門書10冊をパラパラめくり太字のとこだけ読んだやつが自信満々に各ポイントを書けるだけ書くと、
フリーキャッシュフロー
四季報の【キャッシュフロー】欄に書いてある営業CFから投資CFをひいたのがフリーキャッシュフロー。これがプラスならとりあえずOK的な。
ROEとROA
ソシャゲの略かな?と思うけど違う。
ROEは「俺っち自分のお金でこんだけ今期金稼げたぜ!(稼いだ金/最初から持ってた金)」ていうやつでROAは「俺っち自分のお金と借金合わせてこんだけ今期金稼げたぜ!(稼いだ金/最初から持ってた金&借金)」っていうやつ。
ROEもROAも高ければ高いほどその企業はお金儲けが得意だった、ってことになる。
注意点は「稼げた金」はROEを計算するときもROAを計算するときも同じ「その1年で稼いだ金」なんで、借金して稼いだ金が多いほど、ROEが高くてROAが低くなる。
わかりにくいけど、例えばその企業がまったく借金せずにその年に活動してたなら、ROEもROAもまったく同じ値になる。
- ROEが高くてROAも高い企業が優良
- ROEが高くてROAが低いと「あれ?こいつ借金しまくりじゃね?」てなる
- ROEが低くてROAが高いのは…、よくわからない。そんなケースあんのかな
PERとPBR
「PER」てのは株価と”実際の企業の稼ぐ力”を比較したときに、どの程度今過大評価されてるか、を見る指標。低いほど「あれ?今買い時じゃね?」てなるし高いほど「株価だけ上がってんなー」ってなるやつ。
「PBR」も似てるんだけど、株価と”その企業の蓄え”を比較したときに、どの程度過大評価されてるかを見る指標。低いほど「あれ?買い時じゃね?」となるのはPERと同じ(PBRが1を下回れば「買い」らしい)。
結局株価と何を比較するかが違うだけ。
PERは「その企業の稼ぐ力」、PBRは「その企業の蓄え」。
ただ稼ぐ力っていうのは企業のジャンルによって、収益率大きく違ってくるし、異なるジャンルで比べるのはたぶん違うんだろうなーと思う。
PBRはよくわからんけど「企業の蓄え」って、言葉を変えると資本金とかになる。
資本金って企業側が任意で減らせるし増やせるし、んじゃこのPBRってどこまで信用していいもんなんかなー、と入門書を読んでいて感じた。
年度ごとの純利益
これはテキストに書かれてなかったんだけど、個人的に大事だよなーと思ってるやつ。
四季報には過去数年分の売上高とか純利益が書かれてる。
売上高はどれだけその企業が活発に動けたか、だけど結局会社の蓄えになるのは純利益だろうから、が前の年より純利益が減ってたり、マイナスだったりする会社は「あれ?やばくね」と素人ながら思う。
まとめ
昨今の物価高騰なもんで、株とかについて最近学んでた。
特に四季報を使っての予測クイズみたいな遊び方が楽しい。
最初の方は過去の四季報見て「お、この企業いい感じじゃん!」と思って、今のチャート見てみたらアホみたいに下落してたりしてて、「あ、やっぱオレ投資向いてないんだな」とか思ったけど、やってると別に向いてる向いてない関係なくゲームとして楽しくなってくる。
四季報なんて読んで意味あんの?だれでも読める情報なんだから、これ読んで株式投資しても烏合の衆になるだけじゃん、と個人的にも思うけど、結局、平均的な株やってるやつの知識量が分からないから何とも言えない。
もし四季報を読んでない人が大半なら、これ読むだけでそれなりに優位に立てるだろうし、そうでなくてみんな読んでるものなら今度は逆に自分がそれを読めないのは大きなハンデになると思う。
とりあえず読めて損はない、と思う。知らんけど。
んでこういう流行り?に飛びつくのがオレはものすごい遅い方なんで、オレがこういう記事を書き出したらたぶん今から株の世界に入るのは危険だと思う。搾取される側の人間になっちゃう。
仮想通貨もそうだけど、おいしい季節は終わってしまった後なんだろうと思う。
ただまー、なんでもそうだけど本10冊読むとそれなりに知識つくなー、やっぱ。
1冊をとことん丁寧に、だと重複分(いわゆる基礎部分)とその著者の毒気(オレはこれで稼げました!)の境目が分からなくなるから、こういうハウトゥー本は複数を大量に流し読みするに限ると思う。1冊15~30分くらいで本分読まなくていい感じで適当に。
んで、メメントモリの開発?をしてたバンクオブイノベーションの四季報見てみると、ちゃんとメメントモリのこと書かれてたりして、なんかすごい。
どれだけ調査してこの本書いてんの?って。
個人的によく触れてるゲームで知ってたからメメントモリの事わかったけど、それと同じことが水産業、畜産業、エネルギー業などなど、すべての分野で書かれてるなら、この四季報ってやつヤバすぎる。
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