こう、なんていうの、自分の体で実験するのって結構楽しい。
生まれつき斜視っていう、ひどい例でいうと手術前のテリー伊藤みたいな片方の目の焦点が明後日の方向を向いている目だったんだけど、最近老化のせいか斜視がひどくなってきてた。
斜視の人だとあるあるだと思うけど、疲れてくると斜視がひどくなる。その頻度が上がったというか。あとこれは生まれついての斜視だからなんだろうけど、右目をメインにすると左目がすごい制御できなくなる。
だから普段は左目メインで生活するようにしてる。でも最近は右目も視線がブレること増えてきていて、左目メインでも右目が気持ち悪い方向向くようになってた。
…うん、なんか文面だけ見るとすげー厨二感あるな。静まれ、オレの左腕!みたいな。
そんなのあんまりどうでもいいじゃん、って思うだろうけど目の焦点があってないっていうのは周りからするとけっこう怖い。だから斜視の人は人としゃべるのが苦手な人が多いと思う。
なんかこの人普通じゃない?って目だけで思われてしまうから。オレ自身も普通にしゃべってるのになんか相手が恐がってるっていう事がけっこうあって、後から理由を聞いてみると斜視が原因だった。それくらい目の焦点があってないっていうのは相手からすると怖いことなんだよなー。
心無い人だと、目の焦点があってなくてキモい、みたいな事平気で言ってくるからそれだけでマイナスの要素だと思う。
んで、普通の人にどっちの目をメインにするかっていう切り替えがあるのかわからないけど、赤ちゃんの時から斜視だと、当時はアイパッチっていう眼帯みたいなのをするように医者に言われる。
んでこのアイパッチを幼いころにしてると両目でモノを立体的に見るっていう脳が発達しなくなって、どちらか片方の目だけでモノを見るようになる。
USJや映画館の3Dがまったく3Dに見えない、という弊害、というかそもそも片目でモノを見てるから普段からオレみたいなやつが認知してる世界は2Dなんだろう。奥行きがわからない脳になってる。すごい球技苦手だったのもこれが理由だと思うし、車の運転が苦手なのもこれが理由だと思う。球などの奥行きがあんまり分からない。
よくアニメとかで隻眼になるやついるけど、完全に終わったなと思う。片腕無くなるより奥行き無くなる方が戦闘力に影響するだろ、と思う。ゾロとか。
まじでテクノロジーが発展したら両目で見るってどういう感じなのかいっぺん体験してみたい。どういう感じでもの見てるんだろうってのがある。
んで、斜視が見た目的にひどくなってきたんで、こりゃ2回目の手術するしかないかなー、人の心象にもろに影響するしなー、と思ってたんだけど、なんか斜視を筋トレ?で治す、っていう派閥があるらしい。
ふーん、どうせ手術してもこのまま老化が続けば加速度的に10年おき、5年おきに手術とかしないといけないだろうし、んじゃまあ一回その民間療法を試してみるか、で今週からやってる。
やってることはすごいシンプルで、眉毛や目の下を指でトントンと叩く、タッピング法と呼ばれる治療法と、特定の場所を凝視し続けるっていう方法。
確かにやってると目が疲れる、というか目の筋肉が痛んでるのが分かる。
タッピング法については鍼灸的な治療法となっていて、本当はスプーンを熱して行う方が効果的らしい。目の周りの筋肉のコリをほぐして斜視を治そうという考え方。
凝視については、かなり目の周りの筋肉が痛んでる感じがあって、上下左右斜めの8方向について、1点ずつ10秒間凝視し続ける。なにかしら凝視するものがあればもっといい。
例えば壁のシミとかそういう一点集中でにらみつける感じ。
これやるとすごい目が疲れる。
まあ治ればまたその進捗を書きたい。
ていうかなんで目が一つじゃねーんだろうな。一つなら斜視も何もないのに。無駄に2つあるからこそ起こってる悲劇。そもそもアイパッチさんのおかげで一度に一つしか使えてないんだから一つでいいんだよこちとら。
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