久しぶりに難波行ったらまた絡まれた。
ていうよりあれだなー、態度悪いおっさんいたらこっちから謝罪を要求しに行ってしまうオレも悪いんだよなー。警察の人が一番かわいそう。暑い中わざわざこんなどうでもいい口喧嘩仲裁に来ないといけないんだから…。ごめんなさい。警察の人。
歩いてたらスマホ見ながら歩いてきてるおっさんがいた。雰囲気で言うと公務員の課長とか40代の体育教師みたいなそういう「たぶんこいつもう何年も人に怒られた事ないんだろうな」っていう感じのおっさん。横柄さが歩行姿勢にすら表れている系おっさん。
一応かなりきれいに左側通行になってる通路でおっさんはスマホ見ながら右側歩いてて、俺は左側を普通に周りに倣って歩いてた。
正直避けようと思ったら避けられたけど、スマホ見ながら、さらに周りの人の歩行位置を無視して歩いてるおっさんを避ける義理、オレにないよな、ぶつかるならぶつかるでいいし、とそのまま歩き続けた。
でそのまま肩ぶつかった。
ぶつかったのはいい。お互い避けなかったらまーそうなるわな、という。
んだけど睨んできてたから、こっちもにらみ返して、そのままお互い通り過ぎてるのに、フクロウくらい首を後ろに曲げに曲げてにらみ合ったままだったから、「なんですか?」と言っちゃう。
んじゃ、お互い止まって、
- 相手「肩ぶつかってんねん
- オレ「お前がスマホ見てたからやろ
- 相手「なんて?
- オレ「お前がスマホ見てたからぶつかったんやろ
- 相手「ちょっと、近づかないでくれる?暴力とかすんなよ
で歩き去ろうとするおっさん。
- オレ「止まれよ
- 相手「なんやねん
- オレ「止まれ
- 相手「…
- 相手「いてこましたろか!お前っ!
急に大声出してキレるおっさん。
- オレ「やってみろよ
- 相手「マジでいてこましてまうぞっ!
- オレ「うるさい、静かにしゃべれ
- 相手「警察呼ぶぞ
一応声のサイズは抑えるおっさん。
- オレ「ああ、早く呼べよ、ほら
- 相手「(通報しながら逃げようとさらに速足で歩きだす)
その後も歩き去ろうとするおっさん。
- オレ「止まれ
- 相手「(通話からいったん顔をこっちに向け)警告するっ!それ以上近づくなっ!2m離れろ
- オレ「それでいいから早く止まれ
一時はおとなしく止まるおっさん。
でもちょくちょく歩き出そうとするおっさん。
- オレ「止まれ
通話しながら忙しげに歩き回るおっさん。
- オレ「止まれ
ようやっと通話が終わり止まるおっさん。
- オレ「なあ、おっさん、ここに警察がくるって?
無視するおっさん。
10分くらい経過。
- オレ「なあ、おっさん、ちゃんと警察に場所行ったか?
無視するおっさん。
ようやっと警察登場。
警察の方にオレとおっさんが分けられ別の場所でそれぞれ話を聞かれる。
- スマホ見ていたあいつと肩がぶつかって、睨まれたから「なんですか」って言ったらいてこますと言われ、あいつが通報した。止まらないから止まれと言い続けたらここで止まった。
という趣旨のことを話す。
おっさんがおっさんサイドの警官になにを話したのかわからないけれど、ずいぶん遠くまで行ってることに気づく。おっさんが見えなくなっていた。
普通警官に場所を分けられるといってもせいぜい5mくらいでそんな相手が見えなくなるくらいまで場所を分けられることはない。
あと通常4人で警官が来て、警官2人ずつに分かれて話を聞かれるんだけどなぜか今回オレの方1人で相手3人だった。
たぶんこの期に及んで歩き去ろうとしたんだと思う。だからヘルプでもう一人警官が向こうに行ったんだと思う。
オレの方に残った警察の人に、「逃げたのかな。こっちから行きます?」と言う。
「確認してみます」と警察の方が連絡を取ろうとしたタイミングではるか向こうの方からおっさんと警察が戻ってくる。
- 相手「肩がぶつかったのは悪かった。謝るわ
と言ってくるおっさん。
- オレ「悪いと思っているなら敬語でしゃべれ
- 相手「なっ、敬語?
- オレ「それにちゃんと謝れ、それは謝っていない。申し訳ありませんと言え
- オレ「お前がスマホ見てたからぶつかったんやろ
- 相手「そっちもわざとぶつかったんやないか?それににらんできてたやろ
- オレ「お前が睨んできたからだろ
- 警察「まあ睨んだのはお互い様だし、謝るというなら両方謝ろうよ
- 相手「そりゃ睨むわ、こっちは前を見てなかったんだからぶつかってびっくりして…(はっ、しまった)
- オレ「オレは謝る気はない
会話がちょっともちゃっとしたけれど「しまった」という空気が場に流れる。ながらスマホではなく完全に前見てなかったのを自分で告白した形になってしまったおっさん。
- 警察「と言っていますけど、これを受けてそっちの方は?
- オレ「ちゃんと謝れ
- 相手「ごめんなさい
- オレ「もういいわ、ほら、行け
- オレ「(警察の人に)ありがとう
で終わり。
歩きスマホしてて前を見てなかったやつが誰かとぶつかって相手を睨むに至る心理遷移がわからなすぎる。自分がすべて正しいと思ってるタイプの人間なんだろうなー。
歩きスマホ自体は仕方ない場合もあるし、正直ダメとは言われてるけど誰でもやってること。オレも日常茶飯事でやってるし。でもそれでぶつかったなら「ごめんなさい」とか軽く会釈とか最悪ノーモーションでいろよ。
そこから「にらむ」に発展するのがおかしい。
んで歩きスマホでぶつかって相手を睨んじゃった、という自分の過失を「いてこましたろかっ」というキレ芸でなかったこと、というかこっちをビビらせて優位に立とうとしたら思いのほか効果がなくて、逆に淡々と対応されて自分の身が怖くなったから通報して、あわよくば逃げ出そうとしたんだろうなー。
なら最初から謝っておけばいいのに。
大阪ってマジで変なやつ多すぎるんだよな。
こないだも交差点でウーバーイーツの配達自転車みたいなやつが車道を信号無視で走ってきて、オレは普通に信号を自転車で渡ろうとしてたらそいつとぶつかりそうになった。
んで「おい」ととっさに言っちゃう。
んじゃそのあとめちゃめちゃ睨んできて、わざわざ自転車止めて信号の向こうから叫んでくる。
- 相手「なんやねん
- オレ「こっちこいよ
またもや信号無視してこっちに戻ってくるそいつ。なんか趣味でフットサルやってます、みたいな感じの、フットサルやってなくてもナオトインティライミ好きです!くるぶしにプロミス巻いてます!みたいな軽薄そうなやつだった。ていうかもうほぼナオトインティライミだった。通話みたいな手の形して耳の横で振って「あろーはー」みたいなの言いそうだった。
- 相手「なんやねん、ガン飛ばしよって
- オレ「お前信号守れよ
- 相手「は?どの信号や
- オレ「その信号や
- 相手「は?
- オレ「それ。目ついてないのか
- 相手「は?オレ、今配達中やねん
- オレ「なら尚更ダメやろうが
で逃げていくそいつ。ロードバイクを自転車で追いかけるというのが気温的にも速度的にも滑稽度的にもできずこのやり取りはここで終了。
ロードバイクをママチャリで追いかけるのってすげーシュールだもんな。絶対勝てないし。
後たぶんオレがものすごい舐められやすい見た目、もうすごい平凡なサラリーマン顔してるから相手が変にマウント取ってきて、こういうトラブルになっちゃうんだろう、と思う。オレがもし強面だったら上記2件とも相手はこんな返ししてきてなかったと思う。
で途中でマウントの目測誤ったかー、という感じで相手が失速していくことが多い。言い争いになって頭に血が上ることも萎縮することもあんまりないから、相手からすると薄気味悪いんだろうと思う。
俺は見てただけで関係ないけど、ほかにも自転車で信号無視したチャラついたやつが車にあわや轢かれそうになって、んで車は間一髪止まったんだけど、その車に対してロサンゼルスとかでしか見ないような、ハンドサインで「くたばれ!」みたいなやつ数秒その車に対してやってそのまま走っていったクズとか普通にいる。
たぶんあいつ、絶対眉毛か舌か唇にピアスつけてる。それか鼻に。夜だったからわからなかったけれどたぶん付いてる。そういう眉ピ、舌ピ、口ピ、鼻ピ感をふんだんに醸し出していた。
自分の過失を声大きくすれば無くせる、と思ってるやつが多い。大阪は。
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