エーテルゲイザー、5章までプレイしてみた感想

2023年5月24日水曜日

エーテルゲイザー

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エーテルゲイザーっていうソシャゲ、プレイしてみた。

なんかもう新作出たらとりあえずプレイするようになってしまってるけど、ここではエーテルゲイザーを5章までプレイしてみた感想や評価を書く。

ちなみにもうすでにアンインストールしている。個人的な総評から書くと、このゲームならではの魅力(戦闘、キャラ、ストーリー、BGM等)が一つもなく、こんなん今さらプレイする人いるのかな、という感じ。


んじゃいこう。


エーテルゲイザーはこんなゲーム

ゲーム性は崩壊3rdとほぼ同じ。

なんかステージごとにマップに飛ばされて、そこで敵をザシュザシュして殲滅させたらステージクリア、っていうやつ。

とりあえずアクションゲーム。


ただジャンプはなく、味方が2人勝手に動き回るタイプのやつ。

個人的にアクションゲーで味方が勝手に行動するやつ好きじゃないんで、そこですでに評価が下がってる。極論、それってオレ操作する必要ある?って思っちゃうというか。


原神とかみたいな自操作のみの方が好き。


エーテルゲイザーは最初の方はそんなでもないけど、5章くらいまでくると普通にアクションゲーとしての操作を求められる。

敵の攻撃をジャストタイミングで避けて…、みたいな。


アクションゲーが好きならいいゲームかもしれないけど、崩壊3rdでよくない?という感じはぬぐえない。


ストーリーが空気

中国産のゲームって、ストーリーがめちゃくちゃ面白くない、と個人的には思ってる。

原神とかスターレイルみたいにそもそも読ませる気ないでしょ、な翻訳なもの(ミホヨ製ソシャゲ)も多いし、アークナイツやエーテルゲイザーみたいにそもそも話がじめーっとしててなんの盛り上がりもない雰囲気だけいっちょ前なもの(ヨースター製ソシャゲ)も多い。


基本的にソシャゲのストーリーちゃんとスキップせずに見るんだけど、アークナイツとこのエーテルゲイザーに関しては読んでられないんでスキップだった。


どこまでものっぺりしていて、それでいてキャラの魅力が描かれるでもなく、出来の悪いAIにシナリオ書かせたのかというくらい無味無臭。

無駄にフルボイスなせいでテキスト送りの操作性ものっぺりしているし、シナリオ読むだけでしんどい、そんなゲーム。


一つだけ「え?」と思ったのは、これ2作目なの?ってくらい冒頭で物語の核心を突くような舞台背景をサクサク説明しだしたところ。

普通そこを隠してストーリー展開していって、後々「実はこうだったんだー!」で読者一同マスオさん状態になるやつなのに。それをのっけに全部言っちゃう。


どうせゲーム始めたら一番冒頭で聞かされるんで書くと、エーテルゲイザーでは、すでに紛争かなんかで世界が滅んでる。

んで残った人類はなんちゃらいう組織(コルグ?オルグ?なんかそんな名前の組織)の指示のもと、映画マトリックスがごとく、寝て電脳世界に意識を飛ばしてる状態になってる。


んで最初のうち平和だった電脳世界なんだけど、なんでかその電脳世界にもよくわからん敵が出てくるようになった。

そこでこの電脳世界のシステムがその敵を倒す役割の人間に見た目の似たやつらを作って、防衛に当たらせてる。

この防衛をしてるのがエーテルゲイザーの主人公達やガチャキャラ達って感じ。


全体的にスカした雰囲気が鼻につく

んで設定とか見るといくらでも面白くなりそうな雰囲気がストーリーにはあるのに、実際はすごい面白くない。

アークナイツをしたことあるならわかると思うけど、キャラの喜怒哀楽がすごい少ない、というか描写できてない。

こういう退廃的な世界観、かっこいいっしょ!みたいな謎の厨二病を発症してる。


実際キャラのモデリングとかはきれいだと思うし、個性がちゃんとキャラごとにもっと出てるならキャラに魅力がない、って感想にはならなかったと思う。

今のままだとただ無個性な人形を操作してるだけ。


UIとかもそうなんだけどアークナイツとか作ってる所って、エヴァンゲリオン好きなんかな、キャラの魅力を描写しないで雰囲気だけ真似てもだめだと思うけどな。


音楽とかも無個性で曲が変わったことに気づかないくらい、どの曲も魅力がない。1曲1曲はいい曲なのかもしれないけど、全部似たような曲だから飽きてくる。


なんていうか本当に全部の部分で起伏がつけられてない。平坦。


まとめ

ここではエーテルゲイザーを5章までプレイしてみた感想を書いた。

まとめるとエーテルゲイザーは、アークナイツから戦略性を捨てて崩壊3rdにしたやつ、っていう感じ。


アークナイツの良さって戦略性以外何もないのに、それを捨ててザシュザシュするだけのアクションゲーになったらそりゃもういい所何もない。


キャラ、ストーリー、音楽すべて起伏がなく、ただ無味無臭。

もっと深掘りできそうなのに、なぜか中国産ソシャゲってキャラの深掘り、例えば新密度で解放されるちょっとしたキャラの設定資料なんかも、テキスト量が多いだけで何言いたいのかわからないのが多い。

量多ければいいんでしょ、みたいな。

んじゃこの新密度いらないから、ストーリーもっと頑張って、ストーリーの中でキャラの魅力をちゃんと描いてほしい。


唯一、戦闘面はけっこうちゃんとしたアクションゲーになってる…と思うんで、アクションゲーが好きな人はプレイしてみてもいいかもしれない。崩壊3rdのサブゲーみたいな感じで。

それ以外の人にはおすすめしない。

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