紳士たるもの、身だしなみには気をつけねばならない。
頭の先っちょから足のあきっちょまで、時にはあえて外したり外さなかったりしながら身だしなみを楽しむのだ。
そのポリシー(というよりもはや自分のアイデンティティの一つとなっている)は、たとえ自身がやっているゲーム内でも変わらない。
幻影戦争で、久しぶりに武具育成をたしなむ。今回はトリコロールが美しいアウター。少しオーバーサイズではおればダリオによく似合うだろう。
そう。アーマーオブライトを丁寧にそして完璧にしつらえる。
しかしこのアーマーオブライト。なかなかのじゃじゃ馬だ。いつも完璧に、を心がけ、さらにそれをパーフェクトにこなしている紳士な私からみても今回は少々てこずりそうだ。
アーマーオブライトは、HPが400を越え、命中とクリティカルがそれぞれマイナス6(着るだけで命中が下がるというのは欠陥と言わざるを得ない)。さらに防御と精神は合わせて20以上。
この難易度、以前取り組んであえなく失敗作としてタンスにしまうことになってしまったインテリコートがふと頭をよぎる。
しかし人は言う。失敗を恐れる心が失敗を生む。本当に恐れるべきは失敗に屈しそうな自身の心なのだ。と。
あえて大胆不敵に、ニカッと笑ってからこのじゃじゃ馬、アーマーオブライトの仕上げにとりかかろう。
はい失敗
はい失敗。人が水を必要とするように、カニが横歩きしかできないように、とても自然に失敗。あちゃー、である。まームリだね。わかってたけどなんか不思議なウルトラミラクルが起こってカンストするんじゃないかなーと思ったけど、そんなことはない。
今、アーマーオブライトはLv40。あとレベルを上げられる回数は10回を残すのみ。
- HP:268
- 防御:9/15
- 精神:5/6
- 命中:-4/0
- クリティカル:-4/0
HPの槌を10個使えばHPカンストして残りの10回を有意義に使えるが、それでも計15上がらないといけないのにレベルは10回しか上がらない。
うん、どうやってもカンストしないな。
プラス2の装備に槌10個も使うのが気が引ける。プラス5ならまだしも。たぶんこのまま放置しちゃうだろう。レベル40時点で限界が見えてしまった。
ちなみに刻印は一切使っていない。アーマーオブライトに関しては刻印を入れるべきかもしれない。
こうしてアーマーオブライトはインテリコートと一緒に仲良くタンスにしまわれることになった。
彼らがタンスの中で繰り広げるほろッと泣けるドタバタコメディはまた別のお話。
おわり
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