前回、鈴蘭の剣ゲーム内において「紅のハヤブサ」と名乗る女性について、いかに命名するべきか考察した。
今回はすでに「輝ける光の鞭」から「ベスミエル」という他社ゲームの登場人物の名へと改名した女性について、改めて命名について考えてみたい。
「ベスミエル」という名前について
私の端末に入っている鈴蘭の剣では、すでにベスミエルという名前に変わっている「輝ける光の鞭」と自らを呼称する女性。
確かにベスミエルでよい、とその時は感じた。
というのもこのベスミエルという他社ゲームに登場するキャラ、まず女性という共通点がある。
しかしながら女性という共通点のみでいいのであれば、それこそ某有名配管工アクションゲームに登場しては毎度OPでさらわれることになる「ピ○チ姫」という名を与えてもよいことになる。
ベスミエルと輝ける光の鞭の女性以外の大きな共通点として、どちらも目を隠している、というのがあげられる。
しかしながら女性が目を隠している、という共通点だけでいいのであれば、それこそ一世を風靡し、またどのようなスマホゲームともフットワーク軽くコラボをすることで有名な、崖を上り下りしている時のお尻覗きゲー、もといスタイリッシュアクションゲームに登場する「2○」でいいのでは、と思われる読者も多い事だろう。
うん。
私もそれでいいと思う。ニーアの2Bでしっくりくる。ベスミエルなどというマイナーゲームの名で命名する必要は一切ない。なんなら今まさに名前を2Bに変えようとしていたくらいである。
「輝ける光の鞭」さんは2Bでいい、というより2Bがいい。
いや、本当にそうか。安易な考えの方に逃げ、本当に大事なことを見落としてはいまいか。いつだって人間は自分の都合のいい情報だけを見、都合の悪いものを排除しようとする。今回もそうなってしまってはいまいか。もう一度自問自答する。
……
…
うん。本当に大事なことなんてなかったし、何も見落としてなかった。2Bでいい。いいや、むしろ2Bがいい。
「窪沼静江」に合わせたい
しかし、これはもう超局所的な話になって申し訳ないが、私のスマホの鈴蘭の剣では「紅のハヤブサ」が「窪沼静江」として名付けられることがもう決定している。2日後、命名権を得、そうなる。
あの凛々しくちょっとどや顔している、そして紅のハヤブサなんていう中二病の大好物の名前を冠した女性の下に、窪沼静江と書かれていたらちょっと笑うだろう。
それだけの理由で窪沼静江という超ド級の野暮ったいネームになったのだ。紅のハヤブサさんは。
そうであるならば。
輝ける光の鞭がベスミエル、というのはどうにも普通過ぎるのではないか。同様に2Bであっても普通過ぎるのではないか。
いい意味なのか悪い意味なのか分からないが、とにかく「窪沼静江」という名前が浮いてしまう。
グロリア、エダ、ファカール、ベスミエル、窪沼静江という並び。
正直エダもどうかとは思うが、窪沼静江に目が行ってしまってエダが気にならない。
そんな思いを窪沼静江にしてもらいたくない。
もはや辱めであるし、普通なら自ら除隊を申し出るだろう。もっと日本ネームの多い、もしくは外国ネームでもジャックとかマイケルとか英語の教科書で見かけるような野暮ったい名前の多い隊に入りたいはずだ。
輝ける光の鞭、ベスミエル、彼女もまた、日本ネームに。
それこそが一時の盛り上がりで、彼女、紅のハヤブサさんを窪沼静江と命名した私の責任であり、せめてもの罪滅ぼしなのだと。
もしかすると子供にキラキラネームをつけた両親が、次の子供にもキラキラネームをつけるのは、贖罪の意味があるのかもしれない。長男(長女)だけキラキラネームでは浮いてしまう。そうであるならば!そうであるならばせめて次男(次女)もキラキラネームであることが、私たちにできるせめてもの償い…。とかなんとか、考えて…、いや考えてないな、あいつら。たぶん。
話が脱線した。
そう、窪沼静江さんのために輝ける光の鞭も日本ネームにするべきなのだ。
輝ける光の鞭にあう名前…。頭を巡らせる。まずは苗字を先に決めたい。
- 相川、井上、内田、江藤、太田…
ア行から順番になんとなく思いつく苗字を出していくが、なかなかしっくりくるものが見つからない。
- 野原
うん、野原、いいな。それか「下田」がしっくりくる。
ア行から順々に続いていた苗字探索もナ行の「の」で一応の決着を見せた。そのあとの、ハ行以降はもう見ない。思いのほかしんどい。
- 野原 辺須美
よし、今日から輝ける光の鞭は野原 辺須美としよう。絶妙に野暮ったいし、ベスミエルの語感も取り入れることに成功している。
完璧な名前、といえるだろう。
そして意気揚々とベスミエルから野原辺須美へとリネームしようとして悲報が訪れる。
命名は一度目は無料だけれど、2度目以降は200ガチャ石消費しないとできない。
……
…
んじゃベスミエルのままで。
心の中では野原辺須美と呼ぶようにしよう。そう、心の中では。
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