いやー、マジでリバース1999のストーリー全部ヤバいくらい面白いんだけど、今回の「さらば、ライヤシュキ」ヤバかったな。本当に映画。うん、もうなんていうか、だいたいゴジラ1.0。
なんでリバース1999が日本で猛威を振るってないんだろう。不思議でならない。今最も面白いソシャゲだと思うけどなー。というかこれまでにないソシャゲ過ぎてソシャゲって言っていいのかすらわからない類のゲームになってる。
今日一日中ライヤシュキプレイしてようやっとストーリー最後まで見終わった。
昨日はウマ娘のラインクラフトのお出かけイベントやら温泉イベントやらで泣きそうになって(ラインクラフトは実馬の方が現役中に死んでるから、ウマ娘のシナリオで挟まれる、そのにおわせフレーズで涙腺が刺激されてしまう)、今日はリバース1999の「さらば、ライヤシュキ」で泣きそうになって。
いいストーリーが多くなってほんといい時代になったなー。他ユーザーから財宝奪ったり、引っ張リアクションとか、青とか赤とかのパネル動かしてコンボ稼ぐだけのゲームと違うからなー。もう。
ロシア感がいい!
今回の「さらば、ライヤシュキ」に関しては本当にダメだしするところすらない。それくらいすごいいいストーリーだった。
個人的にもモルパンクの次に好き。モルパンク、ライヤシュキ、朔日日記、レイクミドロって感じだなー。
ロシア行ったことないしロシア人と話したこともないけど、ロシア感?というか社会主義感というかそういうのがシナリオに反映されてるっぽくて面白かった。
富と名声じゃなくて、働いてその対価で食べ物を食べ、みなと時間を共有する人生、みたいな。
昔高校の時世界史の授業で社会主義はそのせいで働かない人が増えて破綻した、って聞いたけど、それは後から歴史学者が要約した死んだ文章で、本当はその渦中にいた社会主義圏の人たちはもしかするとこういう気持ちだったのかな、こういうつつましい生活を幸せに感じて生きていたのかなって思うと、それって悪くない人生だったんじゃないか、と思ってしまう。
ヴィラの仲間意識というか同志意識がちょっと常軌を逸してて怖いとかあるかもだけど、ロシアとか昔の日本とかってこういう感じだったろうし、時代背景に忠実なんだろうなーと感じた。
んで相変わらず世界観が良すぎる。
ロシアのイメージらしく灰色の世界を基本にして、そこにアヴグストが持つひまわりの黄色がコントラストになってとても印象的だし、アヴグスト含め今回は子供たちが可愛すぎる。
そりゃスヴィスティも名誉をけってこの土地のことを守りたいって思うわなー、って自然と思ってしまう。
あんな素朴な子供たちがいたらそりゃ力になってやりたいって思うよなー。
そういう見せ方も今回とっても良かった。ストーリーの動きがあんまりない(資源尽きた、取引先から切られるかも、それに抗う、という日曜劇場の町工場的ストーリー)だったからか、そのぶんキャラの心理描写がとっても丁寧だった。
ベスミエル?
あとこないだのメインストーリーの1話だけちょこっと挟まれた島編にも出てきたみたいなベスミエル。今回もたぶん盲目の旅人、それからプロローグとエピローグ語っている女性ってベスミエル…だよな、たぶん。
声優くわしくないからプロローグとエピローグは違うかもしれない。
でも物語中に出てきた盲目の旅人はたぶんベスミエルだろう。
朔日日記で出てきたときはホフマン的なちょい役かと思ってたけど、ここまで出してくるならこれもう未来のヴェルティもしくはヴェルティ母なんじゃないのかな。
まとめ
リバース1999、「さらば、ライヤシュキ」の感想を書いた。
ものすごい面白かった。
映画を見た後と同じ、いやそれ以上の読後感がある。本当にこれが無料でいいのかな、って思ってしまうくらいの高クオリティ。
リバース1999のすごいところはこのクオリティのストーリーが40日くらいに1回無料で配信されるっていうところ。
あとクヌートの名演技が光った。助演男優賞はクヌートだな。
追記
ロシアの民謡って日本歌謡に何となく似てるよなー。
んでヴィラのキャラストも見た。
テレビがどのチャンネルも白鳥の湖、っていうのはロシアはクーデターとか大統領の逝去とかがあったときにそうなる習慣があるらしい。へー、知らなかった。
んで実際に白鳥の湖が放送された年代はというと、
- 1991年:クーデター
- 1985年:コンスタンティン・チェルネンコ逝去
- 1984年:ユーリ・アンドロポフ逝去
- 1982年:レオニード・ブレジネフ逝去
という事なんで、ヴィラたちがストーム後に飛んだ時代はこのどれか、なのかなー。
そもそも今回のライヤシュキって時代設定どれくらいなんだろう。
石炭発見で喜んでるくらいだから、1800年より前の時代なのかなと思いきや、確かスヴィスティがレイラインについて講義をする時、ツングースカ大爆発(1908年)についても言及があったし、そもそもレイラインという学問が始めて提唱されたのが1921年らしいんでそれ以降という事になる。
日本では1960年ごろに石炭産出が一番増えたらしい(さっきからツングースカ、レイライン、石炭、全部グーグルで調べたうっすい知識です)んで、今回のライヤシュキの舞台も1930~1950年くらいなのかもしれない。
んでまー、これまでのイベストでは語られていなかったけど、ヴィラのキャラストのように、ストームによってその時代の人達はみんな消えてしまってるんだよなー。
なんかあれだよな、あんだけどのイベストでも大団円ではなくてもそれなりの決着で終わってるのに、それ全部消えてるんだよなーって思うと虚無感すごい。
マーカスはあの灯台集の時代に財団に入り、その後最低でも2回のストームを超えてまた同じ年代に戻ってきたんだよな。
【マーカス年代史】
- 灯台のコラムを幽霊と一緒に書いていた。ホフマンと出会い財団入り
- ストーム発生で別時代に
- ストーム発生で元の時代に
- v1.7本編開始
だよなー。
その場合、周りの人ってどうなってるんだろう。意識や記憶は続いているのか、当初の時間軸とはまったく別人の意識になってるのか。んー、謎が残るよなー。
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