ふぅ…。
七夕ガチャ6日目。通算60連目。
60と言えば齢にして言えば還暦を迎える数字。高校のときの英語の点はだいたいいつもこれくらいだった。女性の60kgはぽっちゃり。
そんな思い入れのあるほかのどんな数字より特別な数、60。
思えば生まれて60日ですでに会話ができた神童だったし、60という数字の入ったTシャツしか買わないし着ない。ほかはぜんぶゴミ箱にポーン、だ(当然ゴミ箱も60の形。ゼロの方が燃えるゴミ)。なんなら永久歯はぜんぶで60本生えている。
視力は60。足のサイズは60。ウエストも60、ヒップサイズ60。座高60。初めて買ったCDの再生時間はきっかり60分のビートルズのアルバムだった。精肉店で買うお肉はいつもきっかり60g。唐揚げなら60個だ。
そんなすべてをつかさどる運命数60。ぼくの人生は60という悪魔的な数字に縛られているといってもいい。何かが終わる数字、そして何かが始まる数字。
冒頭に立ち返り、幻影戦争七夕ガチャ60連目。
……
…
茶本からの昇格で金。
茶本からの昇格で金て。逆にレア。
これまで茶本でたらあんだけ昇格で虹になってくれてたじゃんか。サプライズ大好きで、色キモいけど茶目っ気のある茶本だったじゃん。どうしちゃったんだよ、お前らしくもない。オレは知ってるよ。今はそんなナリしてるけど、お前がほんとは大空にデッカく架かる虹だって事を。
……
…
ヴィストラール。
…
ふぅ…。
とまあ、このようにして冒頭のため息へとつながるわけであるが……、ああ、そういえば。70といえば齢にして言えば古希を迎える数字。高校のときの地理の点はだいたいいつもこれくらいだった。女性でいうと…。
おわり
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