ガデテルの映像記録10。
ずーっと見れなかったけど、ガデテル13章で見れるようになったんで見てみた。
てことでここではガデテルのメインストーリーというよりは軌道エレベーターや映像記録からわかるガデテルの世界背景?みたいな部分のストーリーまとめと考察を書きたい。
ただ軌道エレベーターは個人的に501階までしか見れてないのでそれ以降の部分はわかってない。
さらに追記で、ガデテル1周年で追加された記録されていない世界Part2の悪夢シナリオで、けっこうストーリーに確信に近い内容やループについて示唆されていたのでそれも含めたい。
現時点でわかっている事
映像記録や軌道エレベーターで現時点までで判明していることをまずまとめる。
ラボスプロジェクト
映像記録のほぼすべてを占めている、13人の探索チームが、地球に97%似ているという惑星、テティスに行くプロジェクトの名称。
13人の探索チーム
地球より惑星テティス探索に向かった13人。チャンピオンと呼ばれている。
映像記録によるとマリアン、ラナはそのまま初代探査隊の名前を引き継いでいる。そうなるとラナ(かけっこ仕掛けてくるやつ)はチャンピオンの一人という事になる。
テティス
一実業団の金持ちが発見した惑星。地球と非常に近い環境とされている。地球から近い場所にあるらしいと語られているがNASAが発見したわけではない。
L研究所
おそらくLバクテリア(ラボスバクテリア)を生み出した研究所。2030年にジェイソンコルピー氏の死体窃盗事件で初めて人体の黒色融解が確認される。これはLバクテリアが原因の融解と思われる。
Lバクテリア(ラボスバクテリア)は先のラボスプロジェクトによりテティスに派遣された13人がテティスより送信したデータを、2025年に地球で受信。
その情報の解析結果を元に作られている。
またL研究所を創設したのはおそらくラボスプロジェクトの実業家と同一人物。
ケイデン
テティス側の人物の名前。
地上界の英雄の名前、らしい。500年前、ヘブンホールドの創設を魔界と地上界に呼び掛けた張本人。その後失踪していることがリリスの口より語られる。
またラボスプロジェクトで地球からテティスに乗り込んだ宇宙船の名前が同じくケイデン3号。
さらに確証が持てないがアカユキ(低レアの刀持ってるやつ)が参加していたパーティがこのケイデン率いるパーティ…のはず。
年表
2015年
地球にて:ラボスプロジェクト始動。
13人のチャンピオンを乗せたケイデン3号が地球より惑星テティスに向かうも通信が途絶えてしまい乗組員の生死が不明となりプロジェクト失敗とされる。
2021年
テティスにて:映像記録10より、テティスで生き残った12人のチャンピオンのうち炭鉱夫に近い状態となっているチャンピオンが、先人類が残したであろうチャンピオンソードの壁画を撮影する。
2025年
地球にて:宇宙より偶然受信した情報がテティスにいる13名(うち1名死亡)により送信されたものと判明。
またこの年、時を同じくしてこのラボスプロジェクトを率いていた実業家が謎の失踪。
2026年
地球にて:ラボスバクテリアを用いた動物実験が行われる。
2030年
地球にて:ラボスバクテリアによりパンデミックが発生している。
正体不明の映像記録1はこのあとの世界を描いたものだと考えられ、それによると人間の平均寿命が27歳まで下がっていることが分かる。
ストーリー考察の前に…
キーワードのおさらいも済んだしんじゃここからはガデテルのストーリー考察と行こうか!と思ったけれど後もうちょい振り返りを。
ガデテルOPの謎の演出
ガデテルのオープニングはなぜか誰かがパソコンをカチャカチャやってるシーンから始まる。すごい意味深。
ストーリー考察
はい、んじゃやっとガデテルのストーリー考察へ。
舞台は地球?テティス?
まずガデテルやってて一番気になるのがこの物語が展開されてる場所って地球なの?それともテティスなの?っていう部分。
実は今回映像記録や起動エレベーターの情報をまとめるまで、個人的には「あえてテティス側っぽく書いてるけどそれはミスリードで本当は舞台地球なんじゃね?」と思ってた。
でもまー、まとめてみるとたぶんシンプルにテティスが物語の舞台になってる。
んでそこに地球人であるインヴェーダーが攻めてきてる、と。主人公とかちび姫とか、人間界の人も魔界の人もみーんなテティス人ってこと。
ベスとベスが救世主って呼んでる存在がたぶん地球人。
地球ではLバクテリアのせいで満足に人が生きられなくなっていて、救世主と呼ばれる人やベスがテティスに移住しようと侵略してきているのだと思う。
記憶違いかなーと思ってたけれど、記録されていない世界2の悪夢シナリオで「救世主」がベスのことを「エリザベス」と呼んでいるのと、ペンダントで、起動エレベーターの何回か忘れたけど、宇宙船かなんかで地球を脱出?した船団の一人の赤ん坊か幼児が、あのダークメイガスベスらしいことが分かった。
そう考えると不思議なのが、なんでテティス側に軌道エレベーターがあるのか、という点。テティス側の科学力で軌道エレベーターが作れると思えないけれど、実はすでに宇宙まで進出してる…のかもしれない。
そしてその軌道エレベーター内に地球側の事件記事の記録があるのも不明。
あとテティスに魔界があったり、リリスによるとさらに天界があるらしいけど、地球と97%と類似している惑星テティスになぜ魔界や天界があるのか。
ニコニコ様(ロレイン)の正体は?
ガデテルの序盤ではボスキャラっぽく登場したかと思えば、なんかその命を狙ってたちび姫に毎日ご飯作ってたりする謎の情緒のニコニコ様。
ニコニコ様はラボス…と思う。ラボス本体なのかラボスの端末的存在なのかわからないけど、なんかそういう。
テティスにはもともとラボスがいて、そこにガイデン3号に乗って地球人が13人探査に来た。
んで映像記録で13人のうち1人が死んだことになってるけど、この時に襲ってきたのがラボスだと思う。
映像記録7かなんかでいきなり始まるシューティングゲーはあれ敵はロレインなんだと思う。
そしてその後13人の探査隊によってニコニコ様(ラボス、ロレイン)の組成データが送られ、地球側ではそれをもとにL研究所によってLバクテリアが作られた、と。
ニコニコ様がちび姫たちテティス人(というか13人の子孫たち)と手を組んでいるのは、本当の脅威が地球人であるインヴェーダーであるから…なはず。
てことでガデテル12章から出てくるLバクテリアに関してはニコニコ様には効かないハズ…なんだけどそういう描写もないし、ニコニコ様が味方にいるのなら前回勇者の世界が最後「無」になることもなかったはず。
ここはよくわからない。
ループしている、チャンピオンソードの壁画の謎
ガデテルメインストーリー13章ではこの世界がループしていることが判明する。
そして一つ前のループから今のループに来たのが13章で敵役になっているガーディアン。
前の世界は前の世界のガーディアンがチャンピオンソードを使った際に「無」になってしまった…らしい。
そしてその後のLバクテリアを使った後の語りなどからすると、チャンピオンソードを使ったタイミングでLバクテリアかそれに近い現象が起き、世界中が一瞬で「無」になった、ようだとわかる(例:ちび姫の能力を見て、可逆だったのか、というシーンなど)。
話は飛ぶが、テティス探査に来た13人が発見したチャンピオンソードの壁画。
あれもループを示唆しているのだろうと思うけれど、そうなるとただ時間軸がループしているというよりは、時間は常に前に進んでいて、しかし同じような現象が繰り返し行われている、つまり一度文明が滅んで、また文明が隆盛して、をただ繰り返している、というコトなのかもしれない。
ここも謎が多い。
ヘブンホールドとニコニコ様
ヘブンホールドに最初に行く時、なぜかラボス?であると思われるニコニコ様がヘブンホールドにくわしい。
推測するに、ヘブンホールド建設を提案した英雄ガイデン自体もかなりラボス側の人間なんだと思う。それかニコニコ様と同じでラボスの端末的な存在だったのかもしれない。
今は西暦何年?
2015年にテティス探査、2030年には地球でLバクテリアによるパンデミック発生。
んじゃ今西暦何年なの?という疑問。
テティス側と考察しているこのゲームの舞台となってる世界にあれだけ人が大勢いて、国が築かれていて。数十年という単位ではなくもっと、数百年、いや数千年ないとテティス側があそこまで栄えない、と思う。
最初12人(そして女性をその半分の6人と仮定する)から人類がスタートして15年に1回出産して、出生率をめちゃくちゃ多めの3と置いた場合でも、
- 15年後に18人増えて30人
- 30年後に45人増えて75人
- 45年後に96人増えて171人
- …
とあんまり増えない。
んで45年も経ってたらたぶん初期の人達は寿命で死ぬだろうし、もう少し上昇が緩やかになる…はず。
しかも上記のネズミ算みたいなのは15年ごとに全女性が3人子供を産んでる試算になっちゃってるんで、そもそも出生率3とか比じゃないくらいもっと高くなっちゃってる。
んじゃあその間地球ではずーっとLバクテリアに対する特効薬が見いだせずにいたってことなんだろうか。さすがにそんなことあるのか、と不思議。
それならもっと早い段階でテティス移住計画を進めるはず。
テレビゲームの中の話?説
ガデテルのオープニングで表示されるパソコンカチャカチャやってるシーン。
これって結局ガデテル自体がゲームの中の話で、だからループしてる(マルチエンディングゲームみたいな感じで何周も同じゲームしてる的な)っていう説。
確かにMOONとか好きそうな感じだし、そういう話の付け方してきても不思議じゃないと思う。
追記:記録されていない世界2について
記録されていない世界2の悪夢シナリオで、あの「救世主」が初めてゲームに登場する。
救世主の話によると、主人公サイド(つまりガーディアンやテティス人サイド)だけでなく、地球人側もループしているらしい。
そしてそれは誰か上位存在によるものらしい。
……
…
いや、やっぱりゲームの中の話なんじゃ、と思ってくる。
そしてそんなループの世界に入ってきた異分子、というかバグ?のような存在がちび姫こと未来姫らしい。その結果今回のループはこれまでのループとは違う動きになっている、と。
あとここまで考察してて忘れてたけど、あの緑と黒の妖精みたいなのは、あれ、一体何なんだろう。わからない。
まとめ
全体を通してガデテルのストーリー考察をまとめてみると、
- テティスの在来種であるラボス&テティスに順応した13人の乗組員の子孫たち vs Lバクテリアで地球に住めなくなった地球人
で、
- もしかするとそれはゲームの中の話
という感じ。
ソシャゲやってて思うけど、最初のプロットを読みたいんだよなー。人気出たりすると人気漫画のようによくわからないストーリーがあとのせサクサクされて収拾つかない事多いし、最初どういう感じでガデテルのストーリー考えてたのかがすごい知りたい。
コメント失礼します。
返信削除私はゲームの世界説が有力だと思います。
毎回、パソコンをいじっているのがメタ世界における主人公で、起動させガーディアンテイルズを始める。
ただ、このメタ主人公(仮)がこちら側をチラリと見ているので自分自身もプレイヤーキャラであることを自覚しているのかも。
コメントありがとうございます
削除なるほど、チラリと見ている演出は気づかなかったです。
そうなると画面の中の画面の中の…という事になって、どういうふうにラスト締めくくるか更に楽しみですね
インヴェーダーが地球人だとして何故
返信削除現在インヴェーダーが侵略中の星の住人
ガーディアン達が汚染種族なのでしょう
インヴェーダーはL-バクテリアに侵された地球から脱出し母性である地球に帰ってきたのでは?
そうなるとガーディアン達がバクテリアの免疫が無いのは不自然だしテティスは
何処?なんだけど
ラヴォスと一緒に生活してるからとか?
削除まあ侵略戦争をしてるのだから相手のことをあることないこと悪く言うのは常套手段なのでしょう