リバース1999、ストーリー考察

2023年10月31日火曜日

リバース1999

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リバース1999はストーリーすごい面白いし本当に映画を見てるみたいな人間ドラマをスマホで手軽に味わえて、なんかものすごくお得感がある。

けれど、その反面、ストーリーで出てくる用語や事象?が難しくてよくわからない、だからストーリーも頭に入ってこない、っていう部分もあると思う。

ここではリバース1999のストーリー考察と専門用語の解説を書いていきたい。ネタバレを含むので今公開されている4章までクリアしてない人は読まないでねー。


んじゃいこうか。


用語の解説

まずはリバース1999で出てくる用語の解説をサクッと。


アルカニスト

この世界には人間とアルカニストの2種類の種族がいる(らしい)。

漢字表記では神秘学者でアルカニストと読む。


リバース

1999年に突然起こった時間が逆行する事象を指す。つまりリバース1999の世界では2,000年が永久に訪れない。

主人公であるヴェルティ自身とその持ち物のスーツケース、それから財団、マヌス・ヴェンデッタはリバースの影響を受けず、リバースのもたらす時間退行とともに過去に移動できる。

それ以外の人間とアルカニストはリバースが発生すると時間退行に耐えられず消える(らしい)。実際に時間退行で過去にされた時間帯がどうなるかはまだ描写がない。

ただ時間退行に付いていっているヴェルティたちから見ると、普通の人達は過去(というか未来)に置き去りになるので消滅したように見えるみたい。


聖パブロフ財団

ヴェルティやソネットが所属する財団。

ストームの影響を受けない。ただ、影響を受けずに時間退行に付いていけるのは施設内のみのようで、そういう意味ではヴェルティのスーツケースの大きい版が聖パブロフ財団の本部や支部ってことになるみたい。

また、3章でヴェルティたちに施されていた授業、というか洗脳?を見ると、歴史教育が人間が正義のようにゆがめられていたりと、パブロフ財団はアルカニスト寄りではなく、人間寄りの団体のようで、人間のためにアルカニストを使っている節がある。

さらに2章でマヌスヴェンデッタが言っていた内容からは、そもそもストームを起こしたのは財団側らしい。

あと、財団の上層部の人間?であるコンスタンティンが言うにはストームの発生時期を知るすべが財団内部にはないらしい。


マヌスヴェンデッタ

聖パブロフ財団とともに時間退行に付いていけている、今の所敵側?の団体。

アルカニスト至上主義のようだけれど目的は不明。とりあえずリバース1999は大きく見ると財団とマヌスヴェンデッタの対立を描いたお話。


ストーリー考察

続いてリバース1999のストーリー考察。


Q.ヴェルティ以外は未来から指示を出しているの?

ヴェルティ以外の財団やマヌスヴェンデッタはタイムマシンみたいな感じで、未来である1999年から1960年や1929年のヴェルティに指示を出したりちょっかいを出してるのか、っていう考察。つまり作中でヴェルティやソネットが財団と電話するシーンとかは、未来と通話してるんじゃ?っていう事だなー。


これはたぶん違っていて、上でも書いたように財団とヴェンデッタもそのままごっそり過去の時代に時間退行してきてる。つまりこいつらも未来には戻れない。


ただその場合、例えば財団とかは過去にも同じ場所に施設があったはずで、どういう風に置き換わるのかが不明。リバースで施設ごと過去に戻ると、過去、その場所にいた自分が下敷きになって死ぬのかな。

ヴェルティ、財団、マヌスヴェンデッタだけは一時的に過去の自分と退行してきた自分の2人が存在するわけで、どうなってるんだろう。4章でチラッと出てきた財団のトップっぽいおじさんとかなら1929年でも少年くらいの年齢で生きてただろうし。


またリバースを起こしたのが財団という事なら、ヴェンデッタ側はどうやって最初のリバースをやり過ごしたのかが不明。たぶん財団と同じくどこかにリバースの影響を逃れられる施設を持ってるんだと思うけど、なぜそんなものが用意できたのか。リバースという技術があることとそれがいつ起こるか知らないと対処できない。

あと上でも書いたけど財団上層部のコンスタンティンの口ぶりからだとヴェンデッタ側はリバースの発生時期を予測できるみたいだけれど、それも謎。

んでさらにいうと過去に生きてた人からするといきなりマヌスヴェンデッタなどの団体が出現することになるけど、記憶の補完とかはどうなってるんだろう。プロローグでアップルがマヌスヴェンデッタの黒い船を知っていたけど、過去に来た時点でその時代の人間たちには既成事実として財団やマヌスヴェンデッタの存在が刷り込まれるのかな。わからない。


リバースで財団やマヌスヴェンデッタがそのままそっくり過去に戻るってことは、自分たちの周りはどんどん文明が後退していくわけで、どこかで完全に変えたい歴史があるのかもしれない。財団側なのかマヌスヴェンデッタ側なのかわからないけれど。


Q.ヴェルティはいつの時代の人間?

ヴェルティはいつの時代の人間なんだろう、っていう考察。

3章で子供ヴェルティが集会?の時に「ストームって何?」って聞いてるのですでにストームが起こった後の財団ってことになる。


なので少なくとも1999年の人間ではないはず。

財団は時間退行の中で、人手不足を解消するために孤児院からアルカニストを引き取って教育を施しているようなのでヴェルティやソネットもその中で財団に招かれた孤児という事なんだろう。

ただ、そうなるとPVとかで「1999年、母を見たような気がした」ぽいことをヴェルティが言ってるのと矛盾する。


Q.シュナイダーは悪者なの?

2章の登場シーンでいきなり人間を撃ち殺してるんで敵役に感じてしまうシュナイダー。ただ、これはマヌスヴェンデッタの指示で、家族を見つける交換条件で仕事を請け負っていただけ。

この時代はアルカニストと人間の対立がひどかったようなので、相手種族を殺すことへの抵抗がお互いあまりないのかもしれない。

ただそれならサザビーが裕福に、それも人間のじいやと楽しく暮らしているのと矛盾がある。一部界隈だけ激しく対立していたのかな。


Q.マヌスヴェンデッタはなんで悪いことをしてるの?

マヌスヴェンデッタがなんで悪いことをしているのか、についての考察。

2章でだけれど、マヌスヴェンデッタには資金源がない、みたいなセリフがあったんで、単にお金を儲けたり、資材を確保して次のストームに備えるために活動してるのだと思う。


まとめ

ここでは少々難解なリバース1999の用語解説、それからストーリー考察を行った。


まとめると、

  • ヴェルティ、財団、ヴェンデッタの3勢力がドーンってストームごとに時間退行して過去に飛ばされてて、そこでなんかあーだこーだ抗争を繰り広げてるよー。んで現地のアルカニスト勧誘してるよー


ていう話。

これだけ聞くと、1章ごとに新しい星なりに行ってそこで新たな味方ができたり敵勢力と戦う、っていうそこらのソシャゲのストーリーと変わらない感じもするけど、実際やってみると人間ドラマのほうに主軸が置かれてるからだいぶ新鮮なストーリーに感じるんだよなー。

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