武具クラフトのHP埋めが意味ないかどうか知りたくて、このようなまじで適当に書いてるブログに訪れている人がちらほらいるらしい。心中お察しする。
まー確かに普通のソシャゲでHP埋め、そもそもレベルマックスまで上げてごみが出来上がる武具育成システムってなかなかないし、意味わからんよなーと思う。
てことで武具クラフトのHP埋めについて書く。HP槌も貴重だし失敗はしたくないだろう。
武具のHP埋めは意味ないの?
「武具のHP埋めは結局意味ないん?」っていうのさえ知れたらそれでいいはず。結論からいうと、
「武器では意味がないことがほとんどだが、アクセサリ、防具ではHP埋めは意味がある」
ということになる。
意味あるかどうか聞いてんのに、場合によるっていうのは約束が違うんじゃねぇのかい?白黒つけようや。というヤカラの声が聞こえてくる。
とりあえず、ふむふむ、HP埋めは武器だと意味なくてアクセサリやら防具ならOKなのね、というのをここで押さえてもらう。
順を追って話す。
(ジュンを追って放す、という謎の第一変換。ライ麦畑で捕まえて感が醸し出されている見事な誤変換である。)
そもそもHP埋めとは
そもそもなんでHP埋めっていうテクニックがあるのか。仕組みが分からん。ということでHP埋めの仕組みを説明する。
武具レベルアップ時の処理
FFBE幻影戦争の武具はレベルアップ時にステータスが伸びる。その際、1つだけのステータスが伸びる場合もあれば複数のステータスがばっと上がる場合もある。完全に体感なのですっごい間違ってるじゃん、て可能性もあるけど内部処理はこうなっている…と思う。
例:アイアンプレートの場合
アイアンプレートは「HP、防御、素早さ」の3つのステータスがある。1レベルアップごとに「HPは成功?失敗?」「防御は成功?失敗?」「素早さは成功?失敗?」と3ステータスそれぞれで成功判定が行われる。(例えばミスリルクローなら「HP、攻撃、魔力、命中、素早さ、クリティカル」の6つに対しそれぞれ成功判定が行われる)
この時例えば「おっHP成功じゃん!んじゃ防御と素早さは判定しねーでいっか!」とはならない。ちゃんと律儀に全ステータスを一個ずつ判定してくれる。
んで複数のステータスで成功判定が出れば、結果として1レベルアップで複数のステータスが伸びる、ということになる。
全てが失敗判定の場合
話が長くなっているがもう少しだ。そして1個ずつ判定するので最悪のケースというのもありえる。つまり武具のレベルを上げたのに全ステータスについて失敗判定だったときだ。
この場合、どうなるのか。
レベルを上げたのに何のステータスも上がらないのだろうか。
実は違う。
残念ながら全ステータスが失敗判定となると一番最大値が大きく、まだMAXになっていないステータスが1だけ伸びる、処理になる。
まーいうなれば「ざんねん賞」だな。
(※1:「ソルティレージュ」というアクセサリだけはざんねん賞すらない場合があり、レベルアップしてもステータスが微動だにしないケースがある。注意。参照:ソルティレージュ問題検証)
(※2:「一番最大値が大きいステータス」と書いたけど武具によって違いがあるっぽい。とりあえず「HP、攻撃、魔力」のどれかが1だけ伸びる)
話を戻そう。
悲しいことだけれどFFBE幻影戦争ではかなりの割合で全ステータス失敗判定となる。つまりざんねん賞をもらうことになる。
たくさんのアダマンタイトを消費しはぁはぁ言いながらようやっと武具レベルを上げたのに、HPが1だけ伸びる、という途方もない虚無感を味わうことになる。
一番高いステータスがMAXなら
そう、ここでようやっとHP埋めが登場する。つまり失敗時に上がる一番高いステータスを先に埋めちゃえば(MAXにしちゃえば)、失敗時にはほかのステータスが1伸びるじゃん!っていうのがHP埋めの考え方であり仕組み。
先のアイアンプレートをもう一度用意すると、HPが1伸びるのと防御が1伸びるのとどっちがうれしいだろう。
圧倒的防御、だと思う。
そりゃそうだ、HPは3ケタ、防御は2ケタ。桁数がそもそも違うんだから「1伸びる」の重みが全然違う。
100ポイント貯めないといけないポイントカードに1ポイント押されるのと10ポイント貯めるだけでいいポイントカードに1ポイント押されるのでは、全然心持ちが違う。
というか防御1伸びるってざんねん賞でもなんでもない、当たりの部類。
てことでHP埋めをすると武具レベルアップ時の失敗を失敗じゃなく出来るわけだ。
武器はHP埋めの意味がない理由
さ、ここまで話をすすめればあとはもうおまけ。とりあえず武器を見てみる。武器のステータスはHPが100以下くらい、攻撃か魔力が100から200くらい、そのたゆかいな仲間たちが10くらいとなっている。
HPと攻撃・魔力とそれ以外のステータスでは桁数が違うことが分かる。
そう。
ここまでの教育課程をへた優秀な方ならもうすでになぜ武器はHP埋めの意味がないかわかっているだろう。
武器の場合HP埋めをしたところで結局失敗時は同じく桁数が3ケタの攻撃・魔力が1伸びるようになるだけ、だからだ。
例えばやる必要がないけれど、HP・攻撃・魔力の3つすべてを埋めることができれば、クリティカルとか命中とかその他ステータスが1伸びてくれはする。
例えば?
例えば、レベル40くらいまで鍛えた武器で「HP:MAX、攻撃:164/170、魔力:MAX、クリティカル:0/10」だったとする。こういう時にHP埋めならぬ攻撃埋めをすると、Lv40→Lv50の10レベルでクリティカルが1ずつ10まで伸びてくれる。
ただまー、ここまで育ってたら普通にレベル上げるだけで槌でカンストできるステータスになるはずだし、さっき書いた通り埋める必要がない。
めちゃめちゃ攻撃ハンマー余ってて逆にクリティカルハンマーがないんだったら埋めてもいいかな、というところ。
防具・アクセサリのHP埋め
最後に防具・アクセサリのHP埋めも一応みておく。またまたアイアンプレートに登場願おう。彼もまた防具のはしくれである。
アイアンプレートはHPだけ3ケタ、防御は2ケタ、素早さはなんと1ケタ。
HPを埋められれば失敗時に防御か素早さが1伸びてくれる。これはHP埋めの意味がある。
防具のHP高すぎ
理論的にはあっているしそれでいい。ただ防具はHPが高すぎてそもそもHP槌で埋められない、という問題にぶちあたる。
幻影戦争では武具1つ1つにつき最大で槌を10個使える。HP槌は1個でHP15伸びるので、HP槌を10個マックスで使ったとしても150。
こんなもんだとぜんぜん防具のHPは埋まらない。せいぜい防具のレベルを40くらいまで上げたとき「お、ここでHP槌入れてHP埋めれば、防御上がってくれるようになるな」みたいなHP槌を途中で使うやり方くらい。
あとは賢者の帽子みたいなHP最大値が低いのはHP埋めが効果的。
アクセサリが適任
アクセサリの場合。アクセサリはHPの最大値が高くても200くらいと防具に比べると埋めやすい。そしてアクセサリのHPを除くステータスは2ケタ、1ケタ。
そう。HP埋めはアクセサリが適任といえる。
アクセサリでいうと、レベル1の状態でHP槌を使ってHPを埋めきる。その後はざんねん賞であってもクリティカルやら命中やらが1伸びてくれるので、レベル50まで上げなくても20くらいでカンストしたアクセサリが手に入る。オトク。
HP埋めまとめ
FFBE幻影戦争の武具のHP埋めについて紹介した。まとめると
「HP埋めはアクセサリが最適で、HP最大値の低い防具でも有効」
というコト。
それではよいFFBE幻影戦争ライフを。
NEXT:刻印やら分解時の槌の行方について
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