星野智幸「だまされ屋さん」感想と評価

2024年5月13日月曜日

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星野智幸さんの「だまされ屋さん」の感想と評価を。


一言で言うと映画「老後の資産がありません!」と同じ

天海祐希が主演の映画「老後の資産がありません!」と言ってることはほぼ同じ、みたいな小説だった。


  • 老後の資金ない→家売り払ってシェアハウスで夫婦で移り住んでハッピーエンド!


みたいな映画。

この「だまされ屋さん」もそんな感じ。

もっとアバウトに生きようよ、っていう内容。思い悩んでても時間無駄じゃない?それなら何とかなるの精神で適当に生きてみればいいじゃない?みたいな。

人にも別に気を使わなくてよくない?合う合わないなんて人なんだから絶対あるし、なら過度に人に気を使って気を使われてをデフォにするとみんな生きづらいだけじゃん。もっと適当で!っていう。


星野さんの小説は長編はこれで2冊目だけど、リアルな人を描くのがとても上手な人なんだなーという印象。

文中で「わかりみー」とかが入ってくるのはちょっと嫌だけれど、それだけだなー気になるのは。短編含めて3冊読んだけど、星野さんかなり好きな作家さんだなー。

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