恩田陸「私の家では何も起こらない」の感想と評価

2024年5月21日火曜日

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恩田陸さんの「私の家では何も起こらない」の感想と評価を。


ポエミーで非常にいい

小説読むときって、理路整然と語られるのかそれともポエミーに雰囲気だけでつづられるのかどっちがいいかってのはけっこう大きいと思う。

この恩田陸さんの「私の家では何も起こらない」はかなりポエミー。


で俺はポエミーな作品の方が好きなんだよなー。適当に思い付きを書いてるような。そういう夢うつつ?的な文章が好き。


てなわけでこの恩田陸さんの「私の家では何も起こらない」はめっちゃ面白かった。


大学時代に恩田陸さんの本はいくつか読んだ記憶があるけど、まったく内容は覚えてない。有名だから読んでた、みたいな触れ方だったと思う。


でもこの「私の家では何も起こらない」は好きだったなー。


あらすじで言うと、丘の上の幽霊屋敷を舞台にした短編集で、いろんな残虐事件がこの屋敷で起こったことを各短編で描いてる。


描き方がきれいだからだろうなー。すごい惹きつけられる。

恩田陸さんってこんな作家だっけ。興味湧いたからまた数冊読んでみよう。

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