2022年7月3日、第4次クリスマスオグリ大戦終結。
この一報は世界中を駆け巡った。インターネット回線上、電子の海、そのほぼすべてのインパルスがこの情報を載せて世界各国へと散っていった。
混乱する世界各国。
その中でもやはり渦中の日本の今後について世界中が動向を探っていた。それはこの機に乗じて金儲けを画策するもの、自身の保全を考えるもの、その思惑は様々だった。
……
…
まさか、クリスマスオグリ艦隊に負けるなんて。あの不沈艦と呼ばれた大和が。
それほどまでに空の脅威というのは大きかった。
もう海戦の時代ではなかった。
時代は空、空母。そこから飛び立つ無数の戦闘機。最終コーナー突入きっかりに聖夜のミラクルランを打ち出すその正確無比な操縦。
そこには大和の立ち入る隙などなかったのだ。
こうして、第4次クリスマスオグリ大戦は幕を閉じる。世界各国にしこりを残したまま。
のちのアメリカ大統領オリヴァーはこう語った。
「あの大戦でわれわれは多くの物を失い、そして多くのしこり残した。我々は戦争に勝ちこそしたが、勝者のいない戦争だった。だからこそ我々は今一度、クリオグリを保有するという事、それ自体を見つめなおすべきだ。」
この演説ののち、世界連合はクリオグリ保有禁止条約を締結。
しかし、条約締結、数か月後。
ーーオリヴァー大統領暗殺、そして、
「第1次オグリ・タイキ大戦勃発」
……
…
ここから世界はさらに混沌へと落ちていくのである。
これはそんな激動の時代を、一人懸命に生き抜いた少女、動物シールを兄妹で集めることにささやかな幸せを感じていた、そんな少女の、語られない物語である。
……
…
あー無理。
ぼくはむーりぃだぁー!ってなんかぼくはゴミだぁー!っていうCMあったけどあのテンションで言えるくらい無理。
サクラチヨノオーやビワハヤヒデ、ライスシャワーでキャンサー杯はノーチャンス過ぎる。
弱音吐きたくないけど、勝てない。
まず不安定な加速ガチャに当たらないと最終直線での勝負にすら加われられない。
そして最終直線が上り坂だから、かりに根性盛って追い比べ出ても後ろ脚質の加速力に勝てない。
んじゃもうクリオグリに勝てない、後ろ脚質で加速ガチャに勝ったキャラに勝てない、ノーフューチャーである。
あきらめたくねーなー。まだなんか可能性見逃してないか。考えないと。
おれはサクラチヨノオーやビワ、キング、ライスで勝ちたいんだよ、それ以外どうでもいい。
あとヒシアマとスイープにも勝ってほしいと思ってるけどこいつらは追込でワンチャンあるからなんだか妥協感があって今回イヤ。
だからなんでもいいから裏技とか大技林で調べたい。
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