画像用意するのが面倒だったんでこれで。悪い。
そう!このBGM!機巧奇傳ヒヲウ戦記というアニメの「ヒヲウの夕暮れ」。
めっちゃ気になってたんだよな。なんて美しい音色なんだろうってマジで子どものころからずっと思ってたやつ。
昔の日本、ってのを表す音楽って例えば姫神とか大神のBGM、東儀秀樹などたくさんあるけれど、ここまで昔の日本の、峠の上には茶屋があって、稲を育ててる農家が服をたすき掛けにして、溢れる汗を手でぬぐって、みたいな日常の世界を表現できてるBGMってそうないと思う。
美しさの中に素朴さや泥臭さがきちんと表現されているというか。猛々しい日本風BGMじゃないんだよっていうのがすごい。背伸びしたりかっこつけたりしてないのに美しいのがすごい。
大空をかけて、鳥が稲作をしている人、侍の人、お代官の人、の上を悠々と超えていくのがイメージできる。
昔の時間の流れ、じゃないけど、今みたいにスマホ見て、速足で職場に向かって、無言で動いてみたいなそういうのじゃなくて、街行く人がそれぞれ足を止めて話して。そういう今とは違う良さを感じられる気がする。まーそういうのも仁とか大河の知識で本当かどうかは知らないけれどもな!ガハハ。
さて。
たぶん最初に聞いたのは子供のころこのアニメを見たとき。どのチャンネルかも知らないけどずーっとおぼろげながら頭の中にあった。
んじゃいろんなテレビ番組で使われていく。
鉄腕ダッシュ、関西圏でしか知らないだろうけどちちんぷいぷいの昔の人は偉かった、などなど。ていうか日本の田園風景やお寺をテレビでやるならだいたい流れてるBGMと言っていいと思う。
初めてこの曲を聞いた時、こんな絵本みたいなアニメの絵なのになんでこんなにBGMがすごいんだろうと思った記憶がある。鳥肌立つくらいすごいと思った。
同じくらい鳥肌立ったのが聖剣伝説2の「予感」っていう曲。ゲームしたことなかったんでなんかで曲だけ聞いて、すごい曲だなーと思った記憶がある。
機巧奇傳ヒヲウ戦記の「ヒヲウの夕暮れ」に話を戻す。
そう。
けっこう子供の時にヒヲウのこの曲を聞いて、自分の中では「あーいい曲だなー!」とずっと意識に、そして昔の日本っぽい曲ランキング1位にあって、その後姫神や大神、いろんな日本っぽい曲を耳にしていくけど、やっぱ一位はあの名前の思い出せない、絵本みたいな絵柄のアニメのあの曲なんだよなーっていうのがずっと続いていた。
これまで思い出せないけどちょいちょいテレビで聞けるからいいかーで済ましてたけど、重い腰上げて今日グーグルさんの力で「エレキテル 江戸 アニメ」で見つけ出すことに成功。最初大江戸ロケットてのが出てきて、これか!と思ったけど違うかった。
なんか機巧奇傳ヒヲウ戦記を一度偶然目にしたときにエレキテルの平賀源内が~みたいなくだりをしていたのをおぼろげながらに覚えてたんだよなー。
たぶんアニメとかゲームとか映画とか、今までで聞いた音楽の中で一番昔の日本を表している音楽だと思う。こんなすごい曲を作れるなんて、オレがもし仮にこの曲の作曲家ならもう死んでもいいと思うだろうな。
少なくとも夜、酒を飲むペースが上がるだろう。
とりあえず「機巧奇傳ヒヲウ戦記のヒヲウの夕暮れ」という言葉をドラクエじゃないけど深く心に刻もう。
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