清水義範さんの「似ッ非イ教室」の感想と評価を。
うーん、あんまりかな
この「似ッ非イ教室」という本は、似非(エセ)とエッセイを掛けた本になってて、その名の通り、エセのエッセイとして書かれたエッセイ風短編集になってる。
ただどこまでが嘘でどこまで本当なのかわからないのと、その加速のつけ方というか、最初の方それなりに清水さん自身の事を一応真実で書いてるようでありながら、途中で雲行きが怪しくなり、完全にうそのことになる、っていう構成がどの短編でも多く、読んでて食傷気味になった。
後は清水さんがどこまで本当の思想として短編を書いてるのかわからないけど、言葉にとげがあって、それこそ俺が書く文章みたいな感じがして読んでてそこまで笑えなかった。
で、そのあと借りた「永遠のジャック&ベティ」というこれまた清水さんの本、予約を間違ったのか英訳版だった。
…また借りなおそう。
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