天野純希「もののふの国」の感想と評価

2024年6月18日火曜日

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こないだから読み進めてる螺旋プロジェクトの1冊、天野純希さんの「もののふの国」の感想と評価を。


面白かった

螺旋プロジェクトは日本で古来から繰り返されてきた海族と山族の対立、というのを異なる作家さんがリレー形式で書いてる作品群。

この天野さんの「もののふの国」は戦国時代から明治初期を描いてる。

まー、海族と山族の対立、ってことで戦国時代を取り扱ったこの「もののふの国」が一番対立を描きやすかったのかなーと思う。

源氏と平家とか、織田信長と明智光秀、とか西郷隆盛と土方歳三、とかそういうをそれぞれ海族と山族として書いてある。


あんまり歴史に興味がなかったんだけど、こうやって数百年ぶんの歴史を1冊の本で振り返ると、なんていうか、それが現代まで続いてるような感じが味わえて、謎の感慨があった。


歴史を知ってたらもっと面白かったんだろうなー。

坂本龍馬も出てくるんだけど、確か坂本龍馬って史実では新選組に暗殺されたんだよな、この本では反対で新選組は坂本龍馬を護衛してて、暗殺したのは中村半次郎ってことになってた。

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