マチルダ可愛すぎるなー。イラストが。自分の事を可愛いと思ってるやつの髪型してやがる。
今後ずーっとこいつがイベストの主役でもいい。行くところ行くところで毎回スリの被害に遭ってそれ起点でストーリー始まればいい。
にしてもパパンママンって誰なんだろうな。
マチルダの。孤児だよな、コイツ。
はい。
今日リバース1999のイベストが配信されて、んで今回のイベントストーリーもすごいよかった!まじでものすごいよかった。昨日からずーっとクリスマスの子供みたいにワクワクしてたんだけど、その期待を裏切らない、というか超えてくクオリティ。今ちょうど読み終わったところなんだけど興奮してる。
ここではそんなリバース1999のモルパンク遊記の感想を書く。
ネタバレ含むのでまだやってない人は読まないでね。
……
…
絶対だよ!
リバース1999からストーリー取ったらほぼ出がらしだから。ニッチェから頭のアフロぼんぼり取った後くらい何も残らないから!
だからストーリーのネタバレはちゃんとゲームでプレイしてから読んでね!
……
はい、これだけ空ければOKだろう。んじゃいこうか。
ラストはあんま好きじゃない
最初にネガティブな感想から。後からいい感想はたくさん書く。
モルパンクはラストの展開があんまり好きじゃなかったかなー。というか腑に落ちなかったしクマールの心情をイメージしづらかった。
過去の境遇は確かに悲惨かもしれないけど今は最低でもカーラという人が近くにいたわけで一人じゃなかったじゃん。しかもそのカーラも幼少期を除けば似たような境遇で、こっちは普通に頑張ってるならなおさらクマールの心情をイメージしづらい。
クマールにはもし仮にそんな風に自分の人生に絶望していたとしても、弟子であるカーラやかつて憎もうにも憎めなかった弟であるシャーマィンだけには意地でもカッコつけて死んでいって欲しかった。
結局クマールが何をどこまで考えて、銃を用意していたのかとか、わざと地下室っていう気づかれそうな場所をあえて「地下サバイバルマニュアル」?みたいな本まで置いて最期の場所に選んだのか、そこらへんをこっちが想像するしかないからラスト煮え切れない感じになってしまってるのが気になった。
完全にカーラに勝利宣言をしたいのなら本置いたり地下室を最期の場所にするべきじゃなかったし、自殺用の銃を用意しておく必要もなかった。
シャーマィンやカーラを呼び寄せて、誰かに気づいてほしかったってことならかまってちゃんになってクマールのイメージが壊れてしまうし、解釈が難しい。
そういう人間の弱さ?を表現したかったのかもしれない。どこまで絶望しててもどこかで人は誰かに助けてもらえるんじゃないかって思ってるものなんだよっていう。
ある意味すごいリアルな描き方で、これ本当にソシャゲなん、っていう。
どっかの映画祭で賞取るような、一般人が見ても「うーん?…これが?賞を?俺にはわからんかったなぁ」てなる映画くらいリアル。
それかラストの戦闘の泣き言と矛盾しまくるけど、実は最初から最後までぜんぶクマールの手のひらの上でしたエンドってのもありえるんだよなー。
人間とアルカニストの対立をなくして、自分みたいな存在がこれから出てこないようにしたかったのかなーって。
でそのためにはシャーマィンとカーラが必要だったから呼び寄せた的な。
- 自分の生まれ育ったこの村の人間とアルカニストの対立どうにかできねーかなー。後続の人には自分みたいな思いしてほしくないしなー
- 隕石壊すのって村のみんなで協力しないと無理だからこれ使うかー
- 実家の地下道通ったらギリ逃げられる位置だから…、隕石の落下地点はここにしてっと
- あ、でも隕石の落下地点計算はカーラしかできないし、たぶん壊し方もあいつしか思いつかないよなー。とりあえずあいつ呼ぶかー
- 村の老人そもそも逃げ出さないだろうからシャーマィンもいるよなー。んじゃ弟も呼ぶかー。印鑑付けた手紙送っておけば来るっしょ
ラストのぐちぐち言うあれは、マヌスヴェンデッタから力もらってめっちゃアルカナム使ってたけど「これすげー疲れるじゃん…え、無理なんですけど…」、で弱りきったやつの愚痴みたいなもんと解釈する感じで。「目的のために死ぬのは構わないけど、こんなしんどいって聞いてないよぉ…」的な。
とか。
かなり強引だけど、こんなふうに読み手側でいくらでも解釈できるのがモヤモヤする。
でもまー本当にそこだけだな。
気になったのって。
強いて言うならカーラの声が最初思ったよりジメジメしてて違和感あった事くらい。数行セリフ聞いてるうちに慣れたから特に問題なかった。レディZみたいないつまでも慣れない、みたいなのとは違った。
正直途中の展開とか、描写、後はシャーマィンさんのイケオジ具合などなど、カッコよすぎて変に笑いながら読んでしまうくらいには端々がオシャレだった。このシナリオ読むのが無料でいいの!?本当に!?ってなんか楽しませてもらってるのが申し訳なくなるくらい。
どこまでセンス出すん。センスの絞りすぎで今後センスが枯渇しないか心配になるレベルでぎっちぎちにセンスたたき込んでくる。
オシャレすぎて逆にダサいんじゃないか、っていう領域まで来てるかもしれない。
普通のソシャゲの本編くらいの濃さ
もうほとんど書いてしまった。
とりあえずモルパンクはめっちゃ読み応えあった。
リバース1999のイベストはこれまでのリメカップもレイクミドロも面白かったけど、今回のモルパンクは過去一濃いストーリーだと思う。
普通のソシャゲならこのストーリーを薄味に薄めまくって、もうほぼ水の味なのにコップの色を茶色にして「これお茶ですよ!」感を視覚に訴えて出してくる松屋みたいに薄めに薄めまくって、何章も分けて実装するんだと思う。
少なくともアナデンの第一部ストーリーよりもこのモルパンクのイベストの方が濃い。
…ん?
なんかアナデンのエデン戦とラスボスの雰囲気似てたから。
キャラの魅力すごい
正直今回のモルパンクはストーリー的には普通、というか王道だと思う。
「絶望したラスボスが自己中なことしてる!止めなきゃ!」の中でそのラスボスとゆかりのあるキャラが成長していくっていう普通のRPG。
ぶっちゃけストーリーのアウトラインだけだとドラガリアロストやテイルズと変わんない。
…んだけど、やっぱリバース1999は描写とかが丁寧だからぐいぐい引き込まれるんだよなー。作りが非常に丁寧というか。
カンジーラが3輪乗ってる一枚絵で、花の飾りが揺れる?だっけ、なんかもっと詩的な表現だったと思うけどあんな表現入れてくるソシャゲ他に知らない。んで読みやすい。翻訳の人がすごいいい。
カーラが瞑想から帰ってきた後、シャーマィンに励まされて再起し、髪を後ろに払ったところの「ぺしっ」みたいな効果音とか普通入れない。水にぬれてるからそういう音になってるんだけど、PS5でもそんな細かい効果音入れない。
それを丁寧にいちいちやってるってのがまじですごい。
イベスト読み終わった後、映画見終わったときの感覚が残るくらいちゃんとどっしりしてる。なんならよくあるハリウッドの、カーアクション!迫力のカメラアングル!みたいな売り文句のアクション映画よりも中身どっしりしてると思う。
んで何がいいって、今回のキャラ3人ともすごい魅力的なんだよなー。
今までって星5のキャラがあんま魅力なかった気がする(特にシャボン玉飛ばしてたやつ)けど、今回は途中「あれ?これカンジーラが一番かわいい…?」て思うくらいに星5のカンジーラも魅力的に描かれてた。
生き生きとちゃんとあの年代相応の描写で描かれてるし、そこからのシャルジャ先生にやきもち焼くギャップというか、そういうのすげーいい。
カーラはカーラでまあ今回のイベストの主役だからずーっと魅力的に描かれてるし、シャーマィンなんかはもう口を開けば名言しか言わない、歩く名言発生機みたいになってた。
扉を破壊した所のシャーマィンさんの一枚絵はマジで恐ろしくカッコよかった。これ待ち受けにして、それ見た周りに同性愛者と思われてもかまわないくらいカッコよかった。
何人か実際に待ち受けにしてるんじゃないかな。知らんけど。
まとめ
リバース1999のモルパンク遊記の感想を書いた。
ラストが気になったけど道中は本当にものすごい面白かった。
瞑想後の世界のダムみたいなイラストも異常にカッコよかったし、クマールの含みのある敵キャラ感もすごいカッコよかった。
途中ストーリー読んでるときはこれシャルジャ先生はもしかして変装したクマールなんじゃ?みたいなとか思ったりもしてかなりのめり込んで読んでた。
扉を腕力で破壊したおじさんもすごいカッコよかった。
なんか小学生の社会科見学後の感想みたいになってるけど、とにかくカッコよかった。
後はまー、どうしてもイベストやってるとこれ人間の登場人物はストームが起これば、消滅、というかその時代に置き去りになってしまうから、リメカップのほかの犬とか飼い主、レイクミドロの学生たちとか、そういうの考えるとちょっとした喪失感があった。
今回シャルジャ先生は財団勤務になるっぽくてよかった。ただ書いてから思うけど、あのスリの少年はストームで…、とかやっぱあるか。
おまけ:ガチャ
ちなみにガチャの方はさっそくカーラ引きにいった。
次確定だったんですり抜けることはなく普通にゲット。一応道中でカンジーラもゲットできたんでOK。テナントだけでなかった。
んでステージ16のバランスモードでカーラとエターニティっていう、このゲームの胸担当キャラ?並べて使ってみたけどヒーラーいらないな。むしろヒーラーだけ回復不足して、カーラとエターニティHP満タンみたいな状態になるから2人パーティで行きたい感すらある。
あとは放置してるだけで勝手にHP回復してくれるキャラいたらちょうどいいんだけどな。枠のために編成する的な。
最初エターニティとカーラって属性も役割も被ってるからどっちかしかいらないよな、と思ってたけど、意外に一緒に使うのもおもろいかもしれない。
ただ問題なのはスルー予定だったシャーマィンが異常にカッコよかったんで欲しくなってしまってる所だなー。
続くキャラは今の所欲しいのがいないけどどうせストーリー見たら欲しくなるからどこかで線引きは必要だなー。トゥースフェアリーくらいの無個性キャラならスルー出来るんだけど、どうなんだろう6とか37とかって。
とりあえずこっからしばらくはエターニティとカーラを育てるだけの日々になりそうだなー。
0 件のコメント:
コメントを投稿