幻影戦争の時魔導士の持つ高速詠唱。
「詠唱時間大幅短縮」ていったいどれくらい詠唱時間短くなってんの?というギモン、ときどきあーどうなんだろうなー、と思うも調べる気にならずに今まで放置してたギモンである。
まーとりあえず高速詠唱ていってんだから長くはなってないだろうしいいんじゃね?くらいの感じだった。でもこの度育ててるエアリスが詠唱有りアビのオンパレードでなんとか使い勝手よくしてやりたいなーと思い、高速詠唱でどれくらい詠唱が短くなるのか検証。
高速詠唱の前知識
検証のその前に前知識。これがないと検証が意味わからんくなる。
幻影戦争はクロック(CT)ていうもんでキャラのターン順が管理されてる。いやめっちゃ偉そうに語りだしてるけど、くわしく知らんかったんで今回調べてちゃんと知った。まーペーペーである。
仕組みはめっちゃシンプルで1クロックで全キャラ自分の素早さの値ぶんだけゲージが貯まる。FFのATBバーみたいなんイメージすりゃOK。ピコン!したら「たたかう」選ぶメニュー出るあのバー。
このゲージはマックスが1,000。
てことで1クロックずつ進めていって最初に素早さ合計が1,000を越えたユニットからピコンしてターンが回ってくる。こんだけ。
例えば素早さ80のキャラだと、①80→②160→③240→…→⑬1040。で、あ、おめでとう1,000越えたじゃん、んじゃキミ動いていいよ。という感じ。この場合は13クロックでターンが回ってきたことになる。
FFのぬるぬる伸びるATBバーに比べるともっとコマ送りな感じ。ハイ!ハイ!でゲージにかたまりがポン、ポンと追加されてく感じ。
詠唱時間とクロック
詠唱有りのアビリティ見ると詠唱速度ってのがそれぞれのってる。360とか240とか。
これもさっきの素早さと同じで1クロックでどれだけゲージが貯まるかの数字になってる。240だったら1クロックに240ずつ貯まる。
んで詠唱時間も素早さと全く同じで1,000がマックス。
240だったら、①240→②480→③720→④960→⑤1200…、あ1,000越えたじゃん、んじゃアビ発動ねー、となってる。
この例だと詠唱開始から実際にアビが発動するまで5クロックということになる。
詠唱速度と素早さの関係
もう見てもらったからイメージついてると思うけれど、どっちもATBバー1,000に対しての1クロックぶんにどれだけ貯まるかの数字になってる。
素早さが最大100くらいなのに対し、詠唱速度は速いので360くらい。アビリティ詠唱の方が3倍くらい速いってこと。
いちおうクロックになおすと素早さ100で10クロック(1000/100=10)、詠唱時間360で3クロック(1,000/360=2.777)。
10回ハイ!ハイ!があってキャラのターンが回ってくる、おなじく3回ハイ!ハイ!があってアビが発動するイメージ。
詠唱時間短縮のギミック
幻影戦争ではこのATBバーの最大値1,000てのを縮めることで詠唱時間短縮を実現してる。
例えばミーチェのマスアビ「アビリティ発動時間-75%」はATBバーの最大値が75%OFFの250になる。
250貯まったらアビ発動するよー、てこと。
他キャラが1,000に対しミーチェは250とすごいインチキ感。彼は扉の向こう側を、真理を見たのかもしれない。
さっきの詠唱速度360の場合だと、①360、と1クロックでアビリティが発動する。
高速詠唱の検証結果
前置きが恐ろしく長くなったんでもう結果から。
高速詠唱はミーチェのマスアビ風に表すと、
- アビリティ発動時間-23.2%~-27.9%
とわかった。
というかたぶん高速詠唱の短縮は-25%。ビジョンカード風に書くとアビリティ発動時間短縮250てこと。
1,000から250引いてATBバー最大値が750になる。
検証詳細
高速詠唱の短縮時間検証はこんな方法で行った。もう結果は上に書いてるんで気になる人だけ読んでほしい。
検証内容①
素早さ80のフィービー(クロック13)が詠唱速度256のプロテス(クロック4)を詠唱。それとは別に素早さ63のベイロ(クロック16)を用意。高速詠唱の有無でプロテスとベイロのターン順を調べる。
高速詠唱の短縮時間がだいたい250もしくは150ってのはどこかで読んでうろ覚えてたんでとりあえず250で決め打ちして検証した。仮説としては、
①高速詠唱無し
フィービーはクロック13経過後にクロック4のプロテスを詠唱するので、実際にプロテスが発動するのは合計17クロック。
ベイロのターンが回ってくるのはクロック16なので、高速詠唱無しだとベイロ→プロテスの順番になる。
②高速詠唱有り
高速詠唱で250減するなら、ゲージが750。詠唱速度256のプロテスが4クロックから3クロックになるはず。プロテス発動までの合計クロックが16に短縮される。
ベイロは変わらず16クロックなので、この場合プロテス→ベイロの順番になるはず。
【※同じクロック内に複数の順番が回ってくる場合(プロテス16=ベイロ16)、ユニットより詠唱の方が優先される仕様らしい】
結果
仮説通りに高速詠唱有りの場合ベイロのターン順よりもプロテス発動の方が早くなった。
これで高速詠唱をつけることで、詠唱速度256のアビリティが3クロックになることが分かり、言い換えると256*3=768以下までゲージ最大値が下がったことがわかった。
検証②
長くなりすぎていろいろあれなんで、似たような感じで、詠唱速度360のアビ(ケアルダ)を唱えたら通常3クロック。750くらいだとすると高速詠唱つけても360→720→1080、と750を越えるのに変わらず3クロック必要なんで、これでさっきと似たような感じで検証。もちろん今度のベイロは15クロックに調整(実際は囁きを使った。ベイロとは概念、である)。
今回は高速詠唱有り無しで順番が変わらなければ成功。
結果
予想通り高速詠唱有り無しでケアルダとベイロの順番は変わらず、ベイロがずっと先だった。
ということで高速詠唱を付けたとしても721よりはATBバー最大値が下回らないことが分かった。
まとめると「高速詠唱のアビリティ発動時間:-23.2%~-27.9%」となった。
まとめ
幻影戦争の高速詠唱のアビリティ発動時間短縮について検証した。
結局はるか昔どこかで見た通り高速詠唱の効果は250であるらしいことが分かった。ビジョンカードが軒並みアビリティ発動時間短縮100なのを考えるとものすごい短縮されてる。
……
…
んでこんだけ長々と書いたけど、だいたいざっくりどのアビも1クロックぶんくらい早くなる感じだなー。
エアリスでいうとひし形範囲の詠唱速度がマックス240、てことであと30盛れれば3クロックでひし形範囲が使えるようになる。マルグリットの杖(詠唱時間短縮-50)が思ったよりマッチするんかもしれない。
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