ゼノブレイドとレジェンドオブドラグーンって似てるよね

2022年10月16日日曜日

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ゼノブレイドの無印、一番最初のやつとレジェンドオブドラグーンって似てるよね、っていう記事。

たぶんね、たぶんあれなんだよ。


……



レジェンドオブドラグーンってなに?って話だろうと思う。


そうだよなー、ゼノブレイドに比べてレジェンドオブドラグーンは知名度で一歩どころか徒歩5分くらい遅れをとってるもんなー。


でもまじで似てる。もうクリソツ。

まなかなくらい似てる。


……



いやそんな似てねーか。

ここではゼノブレイドとレジェンドオブドラグーンの似てる点を書く。なんかどっかで記事にした気がしてたけど、記事にしてなかった。なんだろうずーっと脳内で思うだけ思って記事にしてなかったのかなー。不思議だな。けっこうチラッと思ったら記事にするくらいのフットワークというかフィンガーワークの軽さで記事書いてるのに。

まいいや、んじゃいこうか。


最初の窮屈度合いが似てる

ゼノブレイドとレジェンドオブドラグーン。個人的には両方とも良ゲーと思ってて、それはたぶんどちらもプレイしてて同じ心の動きがあるからだと思う。


そう。

ゼノブレイドもレジェンドオブドラグーンも最初、これでもかと窮屈で抑圧してくる。もうクソゲーっていいたくなるギリギリを攻めてくる。


ゼノブレイドの窮屈さ

ゼノブレイドの窮屈さはそりゃもう男臭さ。

最初おっさん3人が機械と戦ってるゲームなんてそうそうない。んでそこはまあプロローグとしてプレイするとして、んじゃ次出てくるのが少年、そしてヒロインっぽい少女。


あ、やっとRPGだな、と思ったのもつかの間、あれじゃん。

もうネタバレになるけどあれじゃん。


死ぬじゃん。


んでその後男2人で旅立つじゃん。

プロローグで男3人で始まって、その後ずーっと男2人でゲームするって。え、どういう。穏やかじゃないですね、じゃないんだよ。

おだやかじゃないのはこっちなんだよな。


…いや、逆に穏やかなのか、男しか出てこないから。


んでしかも最初のダンジョンはすごいせまーい地底で、クモと戦わなくちゃいけない。んで書いてなかったけどキズナグラムとかシステム面の説明が多すぎてここらへんでもうすんごいしんどい。プレイするのがしんどい。

めっちゃいろんなシステム紹介されて、男二人でクモ退治させられて、なんなんこれ。


え、BL?BLなんこれ。とか思いながら嫌々進めてく。


……



それじゃあ、それじゃあよ、急に現れる青空。そして草原。そしてガウル平原。BGM。


……



なんなの、この世界の広がりは。

これまでの窮屈な、そしてたまりにたまったうっぷんが一気に吹っ飛ぶ。水を飲んでる鳥がいて、走り回っている恐竜がいて。


なんなん、この自由度は。

さっきの洞窟なんだったん。冒頭の説明のしんどさはなんだったん。なんでこんな自由なん。


で、一気にハマる。またこのタイミングでカルナが仲間になって女っ気が微妙に出始めるのも大きい。


その後、ノポンそしてメリアとさらにまた一段緩和がされて、ものすごいゲームとしての広がりを感じることになる。特徴的だったのはリキをみんなでバレー?みたいになんかするシーン。あんなの冒頭のおっさん3人、それから次の野郎2人からスタートしたゲームで起こるなんて思えない。それくらい緩急つけてくる。


もうこうなるとハマるしかない。次は何があるの?ねえ、何があるの?っていうもうエサを欲しがる犬状態。

最初めちゃめちゃ抑圧されてたからこそのガウル平原の自由さであって、たぶんめっちゃ低くめ、小学生くらいの足用に設定してたハードルを、世界新記録で飛び越えられちゃったからその落差で一気にハマっちゃったんだろうと思う。


レジェンドオブドラグーンの窮屈さ

レジェンドオブドラグーンは知らない人も多いと思うけど、ニートの村、とかいうまだニートっていう言葉がない時代に先取りしてニートという言葉を世に出している先駆者的存在。

主人公の名前はダート。ニートの村のダート。


語感を監修する人はいなかったのか。それかラッパーだったのか。


レジェンドオブドラグーンも最初男二人でずーっとプレイすることになる。プレステのゲームだからディスク複数組のゲームなんだけど、ディスク1はずーっと男2人でゲームすることになる。

いや、もう限界なんですけど。という人が多かったと思う。よっぽど暇人じゃないとクソゲー、ていってディスク1でプレイをやめてると思う。


それ以外にも戦闘がめちゃくちゃ辛い、というか難易度がアホみたいに高く、マリオRPGの「すいじょうきばくはつ」のやつくらいの難易度をボス毎にやらされることになる。

余談だけど「すいじょうきばくはつ」のやつは最初負けイベントだと思った。


戦闘めちゃくちゃ辛いのに持てるアイテムにめちゃくちゃ制限かかってて、回復できないのもつらい。レベル上げようにも雑魚の経験値が雀の涙程度で、ボスを倒すことでしかほぼレベルが上がらないのもライトプレイヤーにノーを突き付けた形になってる。

ていうふうにレジェンドオブドラグーンはプレイアブルキャラがむさい男二人で、しかもゲームシステムもキツイ、っていう2重に窮屈なゲームになってる。

あとディスク1で行くことになるマップが確か火とか岩とかなんか泥臭い暑苦しいマップが多いのもさらにやる気をそいでくる。


やる気をそぐためにディスク1作ったでしょ、ってくらいやる気をそいでくる。


んでなんとか頑張ってディスク2。個人的にはディスク1の時点で完全にクソゲーだと思ってたけど、学生だったんで時間は有り余ってたんで継続してプレイした。


……



んじゃディスク2に入ったとたん一気にキャラの魅力が描かれてく。船でのキャラとの会話イベントが一役買ってくれてると思う。

それからなんといってもロゼ、メルという女性陣の加入が大きい。それからマップの色合いも船旅から始まる海の水色や、肌色、といった目に優しいマップが急に増える。


このメルってキャラがゼノブレイドのメリアとものすごいよく似てる。


どちらも人間とは違う種族で、こういう設定で多い寿命の長い種族で…、ともうほぼ同じ。


レジェンドオブドラグーンでは終盤、ロイドっていう敵か味方かわからないキャラが出てくるんだけど、それと同じでゼノブレイドでもアルヴィースっていう謎のキャラが出てくる。


そう、ストーリーの詳細は違うけど、やってることが同じなんだよなー。心理面でもストーリーの骨子の部分でも。

確か主人公の出自についても似たような雪の多いマップで明かされた気がする。

完全に妄想だけど、レジェンドオブドラグーンのストーリーをある程度模倣したんじゃないかと思う、ゼノブレイドは。それくらい似てる。


そして個人的にはゼノブレイドよりもレジェンドオブドラグーンの方がストーリーは好き。広げまくった大風呂敷をキレイにたたみ切ってゲームが終わる。


正直レジェンドオブドラグーンはもっともっと評価されてもいいゲームだと思う。その難易度だけが取り立たされてるけど本当はそのストーリーが素晴らしい。プレステでいったら指3本に入るくらいのいいゲームだと思う。


さらにいうとレジェンドオブドラグーンの戦闘システムと主題歌は、個人的にRPG史上、最高傑作だと思ってるシャドウハーツ(PS2)とも似ていて、なんていうかゼノブレイドとシャドウハーツという派生の一番根っこにあるゲームな気がする。

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