桜も咲いてるなー、ってことで一人ででっかい公園に行って本読んでた。
んで最初の内は、うーん、やっぱ本読むのは室内の方がいいなー、とか悪態を脳内でつきながら、本の内容に若干集中力を欠きつつ、読んでた。
なんにしても暑い。風でページがめくれる。本読む環境じゃないなーって。
んで、12時を回り公園内に人が増えてきて、本からいったん目を離し周りを見てみると、そりゃやっぱりこの季節だからみんなお花見してる。酒飲んでなんか食べて。
で、んじゃオレも本読みながら外で酒飲むかー、で近所の花見客でごった返しているスーパーで酒とスナック菓子を買って半ばまで読んだ小説を再開することに。
本当は食べ物として納豆が非常に食べたかったんだけど、一人で花見して納豆をかき混ぜる勇気がなかったんでやめた。
んじゃめっちゃいい。
やってる事家でやってるのと変わんないんだけど、なんかいい。
本をここまで長時間がっつり読むことも最近少なかったから、読書自体が気持ちいいってのもあったけれど、外で読むと解放感とかがすごい。
そういえば一人旅をしてるとき、野宿になったらやることないから道中、中古屋で投げ売りされてる100円の本を数冊バックに買いだめしといて夜読んでた。
真っ暗だからちっちゃな懐中電灯を服の穴に固定して本を照らして読む。
で、確かにあれも気持ちよかった。
徳島の海岸で夜周りに何もない。波の音だけ聞こえる場所で本を読むとか、これだけ聞くとどこの気取った勘違い野郎だよ、って感じだよなー。
実際は体は汗まみれだし体節々痛くてまったく状況は気取ってなくて、みすぼらしい状態で、むしろはよ夜あけてくれー寒いーしか思ってない。でも確かに、不思議とそういう状況で本読むの楽しかった。
なんか外で本読むのって、冬に雪見だいふく食べるのと似てる気がする。
たぶんこれからしばらくは土日公園で読書するだろうなー。まじでめっちゃ気持ちよかった。
ちなみに今日読んだ本は伊坂幸太郎のガソリン生活。
この本は主人公が変わっていて、車が主人公。きかんしゃトーマスみたいな。伊坂さんの本はちょっとナルシスト感が強いんで人を選ぶと思うけれど、気にならないのであればユーモア部分とかは楽しかったんで読んでみてほしい。
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