しかしすぐに次なる関門にぶち当たるのだった。果たして囁きとゴーレムはこの厚き壁を乗り越えることができるのか。
1-6-1剣で語る
1-6-1剣で語る。このマップはウェズエットらしい雪のマップ。
中央に凍った川というか滝が作られており、滝の下部に橋が一つ、滝の上流にも橋が一つある構造。
敵としてはサージェス部隊の3人がそろい踏み。遠距離からユニの弓、セヴェロの黒魔法が容赦なく飛んでくる。
またこのマップは時間経過で自陣側に雪崩が起こる仕様になっており、自陣に引きこもることもできない。自ら、サージェス率いる「疾駆」部隊に飛び込まないといけない。
どうでもいいが「剣で語る」っていうマップ名だけれど疾駆部隊全員が剣キャラじゃない。
いやまじでどうでもいいな。さ、いこ。
……
…
勝てない。
え、勝てないんだけど。
いや、いったん画面の外に目を向けるじゃん。あー、今日も空はきれいだなー。
……
…
え、勝てないんだけど。
え。
オレ、勝ててたよな?な、そうだよな。勝ってたよね。絶対そうだよね!ね、いや、オレもそうだと思ったんだけどさ…。え?冗談?えなに冗談なの?
ちょっとーやめてよー、まじでそういうのー。心臓に悪いじゃん!え、でも安心したでしょって?いや確かに今不思議と悪い気持ちしないよ?あーよかったって気持ちの方が強…、
……
…
勝てない。
…ちょっとおさらいしよう。頭の整理大事だよな、うん。
とりあえず橋の中央で敵と殴り合うことになる。
構図はめっちゃカッコいい。囁きが橋の上で多数の敵を受けて立つ、こんなん幻影戦争界のダンバンさんじゃん(ダンバンさんはゼノブレイドのキャラ)。
しかし構図がカッコイイだけ。おれがもし囁きと疾駆のフィギア持ってたらこのシーンで飾ると思うくらいにカッコいいけどそれだけ。
橋の上が相手のザコで埋まってしまい身動きが取れず、その間にユニとセヴェロに容赦なく焼かれてしまう。
うん。
整理して気づいたけど、これあれだな。
囁きのアビの射程が短すぎんだな。
しかもトリニティブレイク直線状しか打てない。
その他気づいたこととしては、
- 橋の自陣側1マス目までの進軍にとどめれば相手のサージェス、セヴェロが動き出さないんで序盤楽できる
- ただこの橋の自陣側1マス目は橋の上にも関わらず雪崩に巻き込まれるエリア。なのでずっととどまるわけにはいかない
そうしていったん脱兎のごとく敗走。
疾駆の壁は思った以上に厚い。
てか、囁きってウサギに似てるよなー。
囁きLv74へ
リポーター:はい、やっぱり一流の選手ともなると何か秘訣のようなものがあるのかと。
--- 「ははは、そんなものはないよ。ただレベルを上げて殴るだけさ
てことで囁き Lv74へ。
正直ガチャひかないからガチャ石の使い道がない。
てことでショップをアホみたいに更新してちょうど囁き夢幻強化月間でピックされてるんで欠片を買いあさってた。
Lv74になると武具枠2枠目が解放される。
来た。これもう勝ったやつやん。
今まで防具の「ぼ」の字も知らなかった囁きが防具を装備するときが来た。
市場を散策
先ほど負けたことなど忘れ、ショップ売りの防具を見る。
初心者用にわざわざ運営自らご丁寧に用意したものなんだから意外に掘り出し物が埋まってるかもしれない。
ゴールドヘルム
……
…
うん、ゴミだな。
はい、次。
ゴールドアーマー。
……
…
おう、ゴミだな。ていうか、どいつもこいつもテッカテカだな。普通にアーマーオブライトか聖騎士の肩当てでいいの。ああいうのでいいのよ、こっちとしては。
んで次、インテリコート。
……
…
はい、ゴ…、ミじゃねーな。急にいい装備揃えてるじゃん。
ただこれ軽装用なんだよなー。囁き装備できないやつ。
なんなん軽装だけいいもの仕入れちゃって。普通RPGなんだから重装備の方じゃん。
ていうかゴールドヘルムとかゴールドアーマーとか、どこの成金将軍。
あと体普通で頭だけゴールドヘルムってもう変態じゃん。ようそんな恰好で歩けるよな。タンクトップ着てるのにニット帽かぶってるちぐはぐさだよ、そんなん。
んで無駄なテカリいらない。
RPGのゲームでテカってる装備が最強だったことある?こんだけ古今東西ゲーム出てそんなゴールドにテッカテカにひかる防具が最強装備なことないじゃん。
んじゃもうこの武具さ、ゴールドって冠詞つけられた時点で弱いって自分でも分かったはずじゃん。「あ、ぼく最強になれない子なんだ」って悟ったはずじゃん。
そんなのを2つも、店売りで、初心者用に。
え、ぼったくりなん、この店。
と散々にののしったあと店を後にした。
……
…
残念なことに店売り防具は囁きにはフィットしなかった。
てことで考え直す。
一つ前の難所、1-5-3堅牢で勝てた理由。
そう、それは…。
次回、「初めてのクラフト」。なんやっけ、サービスサービスぅっ!あってんのかな。まいいや、寝よ。
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