FFBE幻影戦争っておもしろいの？ランク50までがっつりプレイした感想や評価

FFBE幻影戦争っておもしろいの？

FFBE幻影戦争はセルランでも結構上位っぽいし、あのFFタクティクスみたいなゲームならやってみたいな、と思う人も多いんじゃないかな。

かくいうぼくもその口で、子供のころFFタクティクスにドはまりしてたのでFFBE幻影戦争の存在を知ったときにすぐにインストールしてプレイしてます。

そんな人気のあるFFBE幻影戦争だけどレビューみたりツイッターみたりするとやべーくらいの課金ゲー、キャラひけても育成できない、などと悪い評判もちらほら…。というかだいぶたくさん聞きますよね。

…んじゃ、実際のとこどうなの、と。

ていうことでここではFFタクティクスライクなゲーム「FFBE幻影戦争」って面白いの？ぶっちゃけどうなの？ていうのをストーリークリア後もランク50まであがったぼくがプレイ感や評判なんかを書いておきます。

1. ストーリーの評判
2. 課金ゲーってホント？
3. 肝心のゲーム性について
4. 最後にキャラのモデリングについて

の4つを書いてます。

FFBE幻影戦争のストーリーについて

あのFFタクティクスといえばやっぱりストーリーの魅力。

てことでまずはFFBE幻影戦争のストーリー面の感想と評判から。

ぶっちゃけFFBE幻影戦争のストーリーはしょぼいです。キャラの行動理由が陳腐というか、なんでそういう行動するのかわからない。

まず王族のキャラが平気で前線にいくし敵陣に自ら乗り込む。たぶんめちゃくちゃ小さな国（村レベルの）同士の戦争（というか村抗争）みたいなかんじなんだろう。そう考えないとおかしすぎる。

そういう規模感をにおわす場面が序盤にあったらもうちょいストーリーに入り込みやすかったとは思う。

さらにキャラの行動がよくわからない。ヒロインお付きの騎士がいるのだけどある不幸があってキレて敵陣に単騎でつっこむ。

うーん、なんというか。

封神演義でもハンバーグにされた息子いたじゃん？あのあとあのおじいさんがキレて妲己を殺しにいくくらいの陳腐なストーリーなんです。ぐっとこらえるからこそキャラの心情が浮き彫りになるんじゃないかな。

あと主人公がぱっとであっただけの敵国のお姫様に惚れてる、しかもお姫様も主人公に惚れてるのもようわからん。

ん？国家間の情勢無視でそんな色恋優先されても困るわ。市民はどうなんのよ。こういうその場のノリだけのストーリーが延々と続きます。

FFBE幻影戦争ではFFタクティクスのようなラムザ君の重厚なストーリーみたいなのはまったく期待できないのでそこは要注意。

FFBE幻影戦争て課金ゲーなの？

続いてはスマホゲーでは避けては通れない課金周りのお話。FFBE幻影戦争は巷では廃課金ゲーと悪い評判ばっかりが連呼されてるけどホントのところはどうなんでしょう…？

要求素材数がえぐい

FFBE幻影戦争はキャラを覚醒させたり限界突破させたりして強化していくシステム。

まーほとんどのソシャゲがそうですよね。

んでこの覚醒させたり限界突破させるために素材を集める必要があるわけですが、この素材の要求量がえぐい&課金しないと集まらない量。

えぐすぎるからFFBE幻影戦争は廃課金ゲーといわれてる。ようは課金しまくらないと覚醒・限界突破用の素材が集まらない…。

召喚獣育て&武器育て&カード育て…

それに輪をかけて育てられる要素が多すぎ！っていうのもFFBE幻影戦争のよくない評判としてあがってる。

キャラについて、

• 覚醒
• 限界突破
• アビリティボード
• アビリティ強化
• リミットブレイク強化

とまあふつうのソシャゲだったらおなか満腹くらいあるのにそれに加えて、

• 召喚獣のLv上げ
• 召喚獣の覚醒
• 召喚獣のアビリティボード
• 武器のLv上げ（ランダム）
• 武器の＋上げ
• 武器の特性厳選（ランダム）
• ビジョンカードのLv上げ
• ビジョンカードの覚醒
• キャラと召喚獣の親密度上げ

まあ実際にゲームをがっつりプレイしてみての感想ですが、FFBE幻影戦争はもっとスルメゲーなんだと思う。

リリース初期から育てられる要素をてんこ盛りにしすぎて、いわゆる「RPGで宝箱全部開けないと気がすまない人」みたいなゲームを強迫観念でプレイしてる人からするとFFBE幻影戦争は「育てなくちゃいけない」ってなっちゃうみたい。

もうちょいロックした状態でリリースすればよかったかもね。召喚獣は12月に解禁とか、今のとこ覚醒は5回がMAXだけど4回まで公開しといて5回目についてはあとから新要素として発表するとかね。

そのうちアンロック代わりに各育成用素材の入手方法を緩和してくるはず。

ただ、ゆっくり自分のペースでプレイ出来る人にとってはFFBE幻影戦争は楽しい。

育成素材のバッティング問題

FFBE幻影戦争の育成素材はその要求量もさることながら属性縛りがあるのも評判が悪い。

具体的な素材名をいうと覚醒魂っていうクソダサい名前のアイテム。この覚醒魂現状だとストーリー初回クリア報酬くらいでしかまとめて入手できない。
（他にも虹玉とかもっと手にはならない素材もあるんだけどこっちはやりこんで初めてぶつかる壁なので割愛。まずは覚醒魂で育成の壁にぶちあたる）

つまりいくら周回してもドロップ一切しない超貴重アイテムということ。

このアイテム各属性ごとに存在して、例えば闇属性のキャラを育てるにはそれに対応する闇の覚醒玉が必要。

よくツイッターやらで言われている「キャラせっかくひけても育てられない」っていうのはこの覚醒魂が現状各属性1キャラ分くらいしか配られていないため。

つまりガチャ更新で新キャラが追加されても、すでにその属性と同じキャラを育成してしまっていたら新しくお気にのキャラを引けたとしても育てらない状態に…。

こりゃー評判悪くなってもしょうがないかな。

たださっきも言いましたがFFBE幻影戦争はもっと長期にゆったり育成していくスルメゲ―だと思うので、そのうち各育成素材が緩和されてからゆっくり育てればいいんじゃね？と思う。

とりあえずFFBE幻影戦争は焦ってやろうとするとダメなゲーム。

戦略性について

続いてはFFBE幻影戦争の戦略性について。

まずゲームのシステム面はほぼ完全にFFタクティクスといっていい仕上がり。ちゃんとブレイブとフェイス値もあるのがめちゃニクい。

高低差もアリ、高所からの弓は範囲が広がるのもアリ、FFタクティクスの続きといっても過言じゃない。スマホであのゲームができる、なんていい時代…。

FFBE幻影戦争はいまのところそこまで難易度の高いステージがない。ただ、今公開されているストーリーの最終話付近（5章1節後半）はかなり骨のあるステージとなっているのでタクティクス好きでも十分に楽しめる。
（ここらへんはガチャでどれだけ強キャラ持ってるかでも難易度が天と地ほど変わってくるので人によるかも。）

一部のバランスブレーカーなキャラを使ってるなら「なんなのこのヌルゲー」となってしまうはずだが、まー、これはFFBE幻影戦争だけでなくソシャゲーの宿命だと思う。

ぼくは低レアキャラ縛りプレイでFFBE幻影戦争をプレイしているんだけど、十分に戦略面では楽しませてもらってます。

キャラのモデリングについて

最後にFFBE幻影戦争のキャラのモデリングについて。

FFタクティクスはドットキャラと味のあるイラストが特徴的だったんだけど、FFBE幻影戦争はドットじゃなく3Dキャラ。

ガチャ意欲を高めるにはやっぱドットは弱いわな―と。FFBE幻影戦争の3Dモデルについてはかなりいい感じ。特に布の表現がすばらしく3Dにありがちなつるっとした違和感がない。

ぱっとみイラストに見えるレベルの3Dですよねー

布の毛羽立ち感や色擦れ感みたなのを素晴らしいレベルで3Dモデリングに落とし込んでいる。

布の表現がすばらしすぎるぶんキャラの顔グラがしょぼくみえてしまうけれど。

キャラの３Dモデルはいいんだけどボイスがないのがもったいない。タッチ機能もあるのになんでそこケチった。

戦闘中も攻撃時に「はっ」とか「えいや」とか言わないし、キャラが死んだときにモブキャラと同じ効果音の「キャー」とか「うわー」が流れるだけっていうのはちょっと寂しい。

キャラごとに声優が設定されてるみたいだけどそのキャラのボイスどこで聞けるの？状態。アップデートで変わってほしいトコロ。

FFBE幻影戦争の評価まとめ

FFBE幻影戦争をがっつりプレイしてみての感想や評判を紹介しました。

FFBE幻影戦争の注意点としては、

• やりこみ強迫のある人は現状やめておいた方がいい
• 周回ゲーなので時間がかかる

というところです。

とくに現状は育成するための素材集めが大変すぎ&そもそも課金しないと集めきれないので、廃課金ユーザーしか最大値まで育て上げられないようになっています。

育成の限界まで育て上げないと気が済まない人にはぜったいにおすすめできない。

ただ、そうじゃない人、自分の速度で育成できる人にとってはFFBE幻影戦争はスルメゲ―として楽しいし、FFタクティクスが好きだったなら触ってみて損はしないゲームと思う。

今はキャラを育成するのに必要な素材をだいぶ絞ってるけどそのうち緩和されるはずだし、運営としても今の段階で限界値まで育てることは想定してないんだと思う。

よくて限界突破3/5で覚醒5/6くらい？

普通にやってるライトユーザーなら限界突破2/5で覚醒4/6くらいでいいんだと思う。これくらいなら課金まったくしなくても問題なく育成できるし。

あなたもあのFFタクティクスライクなスマホゲーをマイペースに楽しんでみてはいかが？