ラグナドールは本当に、この1年でプレイしたスマホゲーではウマ娘に次いで面白いしハマってる。ガーディアンテイルズよりハマってる。でも人気がない。
面白いのにもったいない。ストーリーは毒にも薬にもならないソシャゲ的ストーリーなんでそこは直してほしいけど、それ以外はおもしろい。
まずキャラの魅力の描き方がちゃんとしてる。手を抜いてない。そこがいい。なんていうかサイゲームズ的なキャラの作り方をしているというか。
たぶん真似したんじゃないかなと思う。
サイゲームズのキャラって「こういうふうにキャラを作れ!」っていうマニュアルがあるのかと思うくらいどのゲームも同じようなキャラが出てくる。
でもそれが魅力的にみえる。
なんていうかギャップを絶対に一つは埋め込んでいるというか。
それ以外だと絶対に毒にならないキャラづくりというか。いい意味で全員薄いというか、優しいキャラをしているというか。
それをうまくラグナドールも吸収してる。
そんな面白いゲームであるラグナドールの問題点を書きたい。バグが多かった、ていうのはもう過ぎた話なんで割愛する。
キャラを育てられない
たぶんラグナドールの課金システムはキャラや武器、カケジクは無料ガチャでバンバン揃えられるけど、育てるには課金が必要、という形なんだろう。
ただこれがそもそも機能していない。
まず無料ガチャをバンバン引けるのはゲリラクエストにバンバン参加できる人だけで、いつ起こるかわからない、それから夜も発生するなどを考えるとラグナドールに張り付いている人しかその恩恵にあずかれない。
ここもラグナドールが覇権ゲーになっていれば、張り付いている人がものすごいたくさんいて、そしてゲリラ自体ももっと発生して、それこそ社会現象みたくなるのを予想してのシステム作りだと思うけど、実際にはそうなっていない。
つまり無料ガチャ引きまくりでいろいろ揃えまくり、の前提がしょっぱなから崩れてる。
そして続くキャラ、武器、カケジクの育成素材の渋さ。
ぜんぜん育てられない。
キャラなんて1キャラに絞らないと育てられないし、武器はそのキャラに紐づくから武器も1セットしか育てられない。カケジクに関しても同じであれもこれもはとても育てられない。
キャラに魅力のあるゲームでキャラを育てられないっていうのはどうなんだろう。
まさしくラグナドールの運営はそこを狙ったんだろうと思う。
キャラに魅力あるだろ?無料ガチャで欲しいキャラひけただろ?育てたいだろ?んじゃ素材に課金しなきゃ!ということ。
これからラグナドールが流行るのかどうかは正直わからない。
厳しいとは思うけど有力コラボをひっぱってこれればまだ可能性はあると思う。ゲーム性はおもしろいんだから。
ラグナドールの運営としても今どっちに方向転換するか考えている所だと思う。
覇権ゲーに近い状態になれば上で書いたような育成素材に対する課金で確かに成功するだろう。
でももしこのまま低空飛行を続けるなら必要素材の見直しを行って、bishも切って、よく知らんyoutuberも切って、低予算アプリで収益を積もらせていく形になるだろう。
bishっていうのはこのアプリで初めて知ったけどどっちでもいい。曲自体はいい曲だと思う。
ただ、完全に裏に変なプロデューサーいるタイプのアイドルグループみたいなやつだしなー。
自分で自分たちのキャラ付けしてないアーティストのどこに魅力があるのかわからない。アーティストじゃないじゃん。アーティストというプロデューサーに作られた作品がbishじゃん。こういうタイプの人らの曲聞いて「歌詞が心に響いた」とは個人的には思えないし思ったことがない。
それをいっちゃだいたいの歌手がそうなんだけど、特にグループになるとなんかそういうふうにとらえがちになっちゃうんだよなー。不思議。
とりあえず曲のメロディーラインがきれい、とかそういう感じにしかならない。
んでヒカル?っていうyoutuberはマジでいらない。一度も見たことないからわからないけどこのゲームの層とぜんぜん違うと思う。
こんなんに広告費割くならツイッターで1,000人以上フォロワーのいる人や、youtubeでそれなりに登録者のいるゲームアカウントの人に片っ端から宣伝してもらう方が効果あっただろう。
まとめると、ラグナドールの問題点は、
- 覇権ゲーになることを見越した課金システム
- 広告費の無駄遣い
この二つ。というか実質一つだな。広告費のかけ方を間違ったから覇権ゲーになれなかった、があってる。bishもyoutuberもいらないから順当に広告打てばよかった。プロデューサーの趣味なのか知らないけれど奇をてらい過ぎ。
ゲームはおもしろいのにもったいない。
あと単純に技術力がなくてリリース初期に足を引っ張ったというのもあるけど、バグが多かったおかげで話題を作ったと見れば実はそこまで初動には影響してなさそう。
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