すんごいどうでもいいけど、Official髭男dism?がまだ有名じゃない時に京都のストリートコンサートみたいなの偶然見たんだよなー。確か京都マンガミュージアムの近くの建物で。
んでヒゲ型の冷蔵庫とかで使えるマグネット貰ったんだけど、今考えたらあんな配布物用意できるってもうすでに何かしらのプロデューサーついてたんだよなー。
普通ならそんなマグネット大量に配布できないもんな。
よくわからないけどちゃんと作曲して、好きなアーティスト活動してくれてるならいいなーと思う。プロデューサーの口出しが少ないといいなーというか。
……
…
プロデューサーがどうたらこうたら、その知識自体アニメの影響だけれども。
さて。
あんまり知らないけどクラブミュージックってトランスのやつがだいたいだと思う。
んでトランスミュージックて、既存の曲をトランス調にアレンジしたのも多い。あの超有名な曲のトランスアレンジじゃん、みたいな。
んでトランスってなんか聞いてて気持ちいいんだよなー。
昔の鉄腕ダッシュで100歩歩かずにどこどこまでいけるか、とか探偵に見つからずにどこどこにけるか、でラストのクライマックスで流れてたやつもトランスだと思うけど、なんていうかマイナースケール感が気持ちいいんだよな。
トランスのマイナー感
マイナー感っていうは、有名じゃないとか有名だ、とかっていう意味でのマイナーじゃない。
コード、和音としてのマイナースケールが気持ちいいんだと思う。トランスは。
めちゃめちゃ装飾やBPMでハイテンションな曲調なのに、ベースになってるコードがマイナー寄り。
こんだけはっちゃけてるけど、本当は「俺はこんなもんじゃない、もっと、もっと」って煮えたぎりというか、這い上がり精神を曲自体が伝えているような、そういう構成になってる。
上がり切らない、影の部分がちらほら感じ取れるように作ってあるような、そんな気がする。
そうだよなー。
クラブで踊る、なんてなにかしら日常にうっぷんがないならわざわざ入り口で紫外線スタンプ手首に押されて、金払ってはいろうと思わないもんな。
だからマイナースケール。そしてにもかかわらずハイテンションな曲調が心にくるんだろう。まるで今の自分の心情にピッタリ合うような気になるんだろう。
どんだけ苦境でも、現状に満足いってなくても、無理して盛り上がるのも大事、って感じなんだろうな。盛り上がろうが盛り下がろうが、そいつにとっての死は、テンションの上げ下げ関係なく同じタイミングで来るんだから。
そういうふうに考えるとトランスミュージックももっと身近に感じられるんじゃねーかな。
少なくとも俺はトランスミュージックって「ノリノリ、アゲアゲのやつらが聞いてるしょうもない曲だろ?」ってあんまり好きじゃなかったけど、そういうふうに思えてからは、なんていうか伝えようとしてることが明確にわかるような気がして、そこらの曲より好きになったなー。今のこの瞬間を、ってさ。
花火、みたいな。そんな感じ。
大学生のころかな。
ビートマニアとか好きな友人がいて、作曲もしてて、トランスが好きらしくて、んで俺も聞くようになって、意外にマイナースケールで。すごい適当に相対でいうとDmやEmが多い気がする。
曲ってやっぱ歌詞じゃなくて曲調で気持ちを伝えられるのが一番カッコいいと思うんだよなー。言葉で説明してわかってもらうより、曲だけで、音だけで何かを伝えられる方がカッコイイじゃん。久石譲さんみたいなさ。
そう考えるとトランスはどれも曲だけですごい訴求力がある。
とりあえずベースラインがセコい。半音下げ進行をけっこうやりやがるというか。クリスマス進行みたいな。マイナー進行の中にさらにそういうあえての盛り下がりを入れてくる。
もしかすると川端康成に一番親和性の高い曲がトランスなのかもしれない。蛍を見て、花火を見て、そして日常のしがらみからほんの一瞬解放されるそんな時、ミヒマルGTの「気分上々」が流れてても違和感ない。
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