なんか、こう、このタイミングで引いたらでるんじゃないか、っていうタイミングが訪れることがある。きっと誰しも経験があると思う。ぼくが思うにこれらは一種のひらめきだったりシックスセンスの類なのだろう。
そのような高尚なものがソシャゲごときで発揮されてしまうのがもったいない気もするが、来た。
あ、これ今ひいたらセティア出るやつじゃん、って。
そうしてこれがいつも当たる。
思い返せば小学校のころ、親の買い出しについてったスーパーのガラガラ抽選。
あ、これひいたら出るやつじゃん、という天啓に突如襲われた。ぼくが引いた後に。
……
…
そう、その次のおばちゃんが特賞をあてていたのである。ぼくの手にはそのスーパーで1,000円以上のお買い物で使えるぺらっぺらの、そしてカラーですらない100円商品券が握られていた。
……
…
ん?お前は引けてねーじゃん、って?
返す言葉もない。ぐうの音も出ないとはこのこと。
そんなこんなであ、でるやつじゃん、の再来。今回はガチャ回す前にピピンと来てるわけだから、逆にそちらとしてはぐうの音も出ないハズである。というかぐうの音を出した方が勝つみたいな、この”ぐうの音”ってなんなん。
まあそんなことは今はどうでもいい。
今はガチャだ。もちろん周囲におばちゃんもいない。確認済み。
てことで意気揚々いざセティアガチャを単発で回す。
……
…
もう出るしかない。いやもう出ているのだ。見ずして結果を知っている。それは未来でありながら未知ではない。既知となった唯一の事柄。
……
…
ユニ。
……
…
ん、よう、ユニ君じゃん。もう腰はいいの?ああ、そうなんだ。よかったじゃん
よかったじゃん
よかっ…ぐや゛じい゛
はい。
急にワンピースのビビか出てきたところで次行こう。
ちなみにこれはチケットで引いたんじゃなくて、なんか来そうだなー、で普通に石割ってまわした単発ガチャ。まー、んな天啓?とかシックスセンス?みたいな非現実な話あるわけないんだよな。いい年してオカルトとかちょっとヤバいやつじゃん。
今何世紀だと思ってんのって話。
あーあ。
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