よーし、ようやっとクラーケンの本体ゲット。
ここまでホント長かった。
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ある日突然いなくなったクラーケン探し。
いつからだろうそれが僕の日課になったのは。たぶん雨のやまない、そんなどこか気だるさのある夜の事だっただろう。すべての音に水分がよくなじむ、そんな夜。
とにもかくにもそれから僕はずっと、クラーケンを探している。
ちょっと足をのばした先にある路地、植木鉢の中。汚れて色あせたカエルのおきもの。そんなクラーケンと親和性の高そうな場所を探している。
角砂糖入れのビンを持ち上げて、その少しあまい香りがまだ残る、今までビンが占めていた空間を探したがそれでも見つからない。
しかし。
こうしてクラーケンを探していてぼくはふっと思う。
もし仮に、今、例えば、この薄口しょうゆのビンを持ち上げて、しょうゆのまあるい跡が少し残ったテーブルに、クラーケンに出会えたとして、ぼくは彼に会う表情を持っているのだろうか。
彼にふさわしい表情を。
クラーケンにふさわしい表情を。
そうしてぼくは薄口しょうゆのビンを持ち上げるのをやめる。
そこに彼はいるかもしれない、あるいはいないかもしれない。
ひょっとすると。彼を探すということ、それはまた同時に彼も僕を探しているのではないだろうか。彼もまた、ふさわしい表情について思いをめぐらせながら。
今部屋の扉が少し開いた気がする。
そこに僕はいるかもしれない、いないかもしれない。そんな風に思いながら彼もまた扉をあけることはしないのだろう。
ぼくが薄口しょうゆのビンを持ち上げるとき、彼が扉を開けるとき。それはあるべくしてそうあるように、100%の表情で。ぼくとクラーケンは出会うことになるのだろう。
あるいはそれはよく晴れた、雨の少しの気だるさなど、簡単に塗り変えてしまうようなそんな日の出来事なのかもしれない。
----Fin
は?
はい、んじゃ普通にレイドレア5出して手に入れたクラーケンでさっそく極高難度をやる。楽しみだったんだよなー、これ。
……
…
いや、ぜんぜんムリ。
どうやったら勝てるのかわからないレベルで勝てない。幻影戦争関係ないけど今日勝てないしか言ってないなー。
最初のギルガメ3体なんとか倒したと思ったら、またギルガメが3体湧いたタイミングで心が1回折れ、ストップ地獄に2回折れ。もうぽきぽき。
うーん、斬撃アタッカーでガンガン行くのがいいんだろうけど、エルシレールしかいないんだよなー。
しゃーない。これ勝てない。冒頭のながったらしい水増しがあった意味が分かったと思う。
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