ジョジョはこれ、語感近いスターオーシャンと同じやらかししてるよな。作者の人、連載途中にストーンオーシャンでググって「もしかしてスターオーシャン3?」て表示されたんじゃないの。
はい、ジョジョの感想はそんだけ。
メインは「私の百合はお仕事です!」の感想。
私の百合はお仕事です!
いや、素直に面白かった。ナメてた。
私の百合はお仕事です!はとても構図の面白いアニメで、あらすじはこう。
八方美人で建前と本音を完璧に使い分ける主人公、ヒメ。もちろん学校でも人気者。ある時コンカフェ(コンセプトカフェ)の店長とぶつかり、けがをさせてしまい、ひょんなことから自身もコンカフェで働くことに!?そしてなんとこのコンカフェは”百合”がコンセプトで…?
みたいな。
コンカフェで働いている間の演技としての百合と、実際の人間関係としての百合がいいバランスで描かれていて、なんていうか普通に物語として質が高い。よくある萌えアニメみたいな表面的な心情の描写じゃなく、きちんと細かく複雑な心情を描いてるのがえらい。
見ていても「ここから先の心理描写に進んだらもうお気楽百合には戻れないと思うけど、どうするつもりなんだろう」ってヒヤヒヤしながら、そしてこちらの心配をよそにちゃんとそれが解決されていくのがこの作者の手腕なんだろうなと思う。
ただ、私の百合はお仕事です!の感想を見ると、原作はもっとドロドロした超本格百合漫画らしいんで、アニメ版はかなりマイルドに調整したんだろうと思う。
とにかく、よくこの構図を思いついたなーって感心する。
キャラの描写も、各キャラの短所がもはやそれ病気なんじゃ?と思うくらいデフォルメされて描かれてるからわかりやすい。
- ヒメ:八方美人で平気でうそをつく
- カナコ:本好き、便所飯女子、ストーカー気質
- ヤノ:お嬢様、人付き合い不器用
- ギャル先輩:たぶん一番不幸になるタイプ
と、こんな風にギャル先輩以外はかなりステレオタイプなアニメキャラしてる。
ただこれでもかと特徴を尖らせてるんで、例えばカナコとかはもういつ包丁持ちだしてもかしくないくらい、ホラーな目つきをする。
アニメしか見てないからあれだけど、百合としての相関図は、
- ギャル先輩→カナコ→ヒメ→ヤノ
てなるんだろう。
ギャル先輩…。
個人的にはギャル先輩が好きだったなー。一番人としてまともだった。
なんとなくだけど、私の百合はお仕事です!を面白いと感じてる人は、カナコとギャル先輩が好きで見てる人が多いんじゃないかなー。一番ジメジメしてる部分だし、このアニメの魅力ってそういうジメジメしてる所をうまくコンカフェという舞台、演技とミックスしてる所だと思う。
後はヤノとヒメの小学校時代の話とそれが昇華される過程はけっこう目頭熱くなったなー。もうちょいヤノのほう、謝るなり、昔の態度に戻るなりしてもいいとは思うけど。
だめだ、空が白んできた。はよ寝よ。
私の百合はお仕事です!が面白すぎて一気に見てしまった。
4話でヤノに暴露された時点で、ヒメはヤノを完全な悪役にできたのに、それをしなかった。最後の最後に性善説で書かれているのがいいアニメの条件だと思う。
んで、眠いからかわかんないけど、ヒメのことユメって書いてるし、ヤノのことウノって書いてたな。もしかするとギャル先輩もカナコも名前間違ってるのかもしれない。
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